履き心地のよかった茶色の革靴の靴底、かかとの部分が随分と擦り減ってしまったので交換しました。金4,000円也。この靴自体大して高価なものではなかったので、とてもそれだけの費用をかける価値など無かったのかも知れませんが、「updateして延命する」というのが好きなのです。ケチで、貧乏性というだけですけどね。
updateと言えばパソコンのOSとすぐに発想しますが、現在使っている7台のPCはWindows10(一台だけubuntu)で、Windows10はWindows11へのupdateをしようとしたのですが、「必要要件を満たさない」ことから断念をしています。サポート停止となる2025年10月までの間、残り余命3年ということになります。
ハードウェアの方はメモリを増やしたり、ハードディスクをSSDにしたり、更にはCPUを換装したりして、そこそこに「使える」状態にあるというのに肝心のOSがupdateできない。2025年10月に世界的なWindows10延命運動が起きないかしらとただただ祈るばかりです。その頃もまだまだ使えるPCが世界中でゴミとしてうず高く積み上がることをイメージすると、何とも切ない気持ちになります。
NPBの日本シリーズが10/22から始まっていて、毎日楽しみに観戦をしています。昨年と同じチーム同士の対戦なので、それぞれが去年のチームと比べてどれだけ「更新」(update)されたかという視点で両チームの戦力を見ています。単なる素人の感想に過ぎませんがね。
今日(10/25)時点ではまだチャンピオンシップの決着はついていませんが、選手一人ひとりのupdateが結果としてチームのupdateとして結実したヤクルトと、先ずはチームとしての戦力ビジョンがありこれに沿ってupdateを図ってきたオリックス、そんなイメージがしています。
チームの雰囲気がよいことがそうさせているのか、これを束ねる監督の手腕が高いのか、今年のヤクルトは昨年以上に選手一人ひとりが「きちんと自分事として局面局面で戦っている」様に思えます。大変に魅力的で、強いチームです。これは当分、ヤクルト時代が続きそうにも思います。
MLBの様にトレードを使って選手を入れ替えて、強化のためにガラッとチームをupdateしてしまうというやり方もあるかと思いますが、日本人の多くは「馴染み」の選手の成長を同じチームで楽しむ日本式のスタイルの方が好みですよね。me,too.
さてさて、updateの中でも最も肝心なものは「自分自身のupdate」ということになります。若い頃の様に意識して自分をupdateするなんて、もはやそんな気力はありません。まぁ、機嫌よくいろんなことを楽しんで毎日を過ごしていれば、夜寝て、朝起きるとminor updateが行われている、そんなことが起きていることを都合よく信じることにします。