何の根拠もなく「私は最低でも90歳まで生きる」と信じているのですが、それにしても残すところ27年程度しかありません。2025年の27年前、即ち1998年に何があったかを考えると、私に残された時間は、本当に残すところ僅かだと思うのです。
政治や事件、世界情勢のことはさておくとして、1998年というのは日本がサッカーのW杯に初めて出場した年で、長野オリンピックが開催された年なのです。何だか、つい、昨日の出来事の様に思えます。
そのとき、私は幾つだったかと言えば「63-27=36」。そうか、残すところは「36歳から今に至るまでの時間」しかないのか。あっと言う間の27年間だったし、きっとこれからはもっと早く時間が流れていくに違いありません。
そう思うと「働いている場合じゃないよ」とか「もっと好き勝手なことをしなくちゃ」とか思うのですが、それじゃ仕事を辞めてどうするの?なんて思うし、遊んで暮らせる程にお金があるの?とも心配になったりするのです。
結局は、何か病気にかかって体が動かせなくなったり、「もう人のことで悩んだり、仕事に追い詰められるのは懲り懲りだよ」なんて心が折れてしまうまでは、きっと働いているんだろうなと思うのです。それにしても、フツーに働けるのは残すところ10年くらいの話でしょう。
この4月から、少しずつ、少しずつ、仕事の「量」を減らしていこうと思っているのです。何せ「作業をしてナンボ」の嘱託の身ですから、「量」を減らせば、それだけ給料も減るのですが、無理をしたり、辛い思いをして、貴重な残り時間をつまらなくしては元も子もありません。
残り時間を納得いく様に過ごすのも難しいものですね。そんなことをフツーに考える様になったかと、妙に感慨深かったりします。GWまであと僅か、山の様な仕事にため息が出てしまいますが、麓から「えっほ、えっほ」と掘っていけば何とかなるのです。それにしてもこの歌、クセになりますね。
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