ありがたいことに「時間を持て余す」ということはなく、「暇だけど忙しい」という毎日を過ごしています。また、お金というのは「フルタイムで働く」からこそ必要になるものだということが、半分リタイアした様な今の生活だとよく分かります。

先ずは「時間」の方から。当たり前のことですが、セミリタイアしているのですから、時間はあります。けれど、うっかりしていると、ネットやテレビに食い荒らされてしまいます。これは前回のエントリで書いたとおりで、これ、かなり深刻に対策が求められる課題です。

庭仕事や家事、読書と違って、本当に「こいつ等」は質が悪くて、それを視聴している間、こちらを完全に脳死させてしまいます。中にはやりたいことの「ノウハウ」を得るためのコンテンツ視聴というのもありますが、すぐに「関連情報、関連動画」というのに引きずり込まれてしまいます。

この間も冬の間のバラの手入れに関する動画を見ていたハズが、何故かラーメンを食べたりするショート動画を何本も見続けるという羽目に陥っていました。あれ、面白いと思いますが、人間をダメにするものがいっぱい施されているに違いありません。

まぁ、脳死の喜びというのもあるので「ようつべ絶ち」という訳にも行きませんが、これからしばらくはワールドカップという、これまた強力なコンテンツがあって、うっかりすると何もできぬままに年末を終えて、「あけましておめでとう」になりかねません。

本当はそろそろ大掃除やら「年内に片付けておきたいこと」に着手したい頃なんですけどね。「暇だけど忙しい」は多分に、「日々が充実している」というよりも「ネットなどに時間が侵食されている」ことが原因の様に思えます。情けない話です。

それから「お金」です。「お金」はあっても困るものではありませんが、セミリタイアしてから凡そ20ヶ月も経てば、使うペースというか、今を快適に過ごすために必要な「支出の規模感覚」が自ずから分かってきます。車検や固定資産税といった「計画はしていたが、いざ支払うとなるとがっかりする」という支出を除けば、それ程、「心配」はしなくなります。

現役だった頃というのは、収入も今よりも多かったものの「出」もそれなりに多かったのです。特に「コンビニ支出」であったり、「飲食支出」。それに会社以外でも交際費、通信費といったものが今よりもずっと掛かっていたのです。衣服関連でも、私の分についてはクリーニング代も殆ど掛かりませんしね。家族の活動量が落ちると生活費も下がる訳です。

ただ、今年の冬は電気代が驚く程に高くなっていて、これは「計算外」でした。今はこまめに照明を消したり、テレビやホットカーペットのスイッチを切ったりと健気な努力をしています。但し、愛猫に関わる部分ではケチる訳にはいきませんが。

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