年越しとなってしまった大掃除を順調に進めています。昨日は元旦だったので、何もしませんでしたけどね。毎年やっているのに、年末に「スカっ」と忘れたのが、電灯の傘の水洗いです。結構に数があるんですよね。全部で10以上あって、結局午後はずーっとこれをやっていました。

こういう水回りの大掃除、毎回「これからは夏にやるゾ!」と思うのですが、夏になる頃にはそんなことは覚えていないのです。あー、今年も寒かった。

さて、年末に、毎年楽しみに見ている「ドキュメント72」というTV番組の特番が、今年も放送されました。これを録画して、年明けから少しづつ見ているのですが、番組を見ながら思うことが沢山ありました。

この番組は特定の場所に72時間カメラを固定し、そこを訪れる人たちの姿をインタビュを通じて切り出すというもので、NHKの人気番組の一つです。年末特番は2024年に放送されたものから、視聴者が選んだベスト10を再放送するというスタイルになっています。特番だからとダイジェストにしないで、「まるっ」と1回分を放送してくれるのがよいのです。

どの回においても、その場所を訪れた人には、その人なりのとても大切な事情があって、誰もが「悩み」「失意」「傷み」「期待」「希望」を抱えているのが、現場ディレクターのインタビュによって浮き彫りにされます。また、譲れない「信条」や「価値観」を、多くの人がぼそぼそと語ってくれます。

そして、僅かな時間での邂逅が終わると、みんな「それじゃね」とその場を去っていくのです。そこには「自分がどんな状況にあろうとも、自分の人生なんだから、自分で何とかするよ」といった気高い潔さがある様に思えるのです。まるで聖人の如くに。

「誰もがその人だけの事情を抱えて生きている」、この番組はいつもそんな当たり前のことを思い出させてくれます。だから、自分の考えや思いで、誰のことも裁いてはいけないのです。だって、その人のことを本当は、何も知らないのですから。それに、手助けできることなど何もないのですから。

「世の中には、いろんな人がいるんだな」、そう思えば、どんな相手であっても尊重することができるし、気持ちのよい関係は、ここからしか生まれない様に思います。みんな、自分の言葉で、自分を語ります。そして、同じ様に、私もまた、私の言葉で私を語ります。そこには何の優劣も、出来不出来もなく。

それにしても、TVの中でモノを食べるシーンが出てくると、どうしてあんなにこっちまでお腹がすくんでしょうね。特に麺類はいけません。家にカップ麺、あったよね。

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明日(1/3)は父母の墓参りに行ってきます。お墓は東京の外れ、結構に山が近いところにあるので、それなりに「寒い」のです。使い捨てカイロを背中に貼りつけて、マフラーをして、帽子を被って、手袋をして… モコモコした格好で、Let’s Go!です。

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