お正月の三が日におせちをつまみにお酒を飲んで以来、約1ヶ月、一滴のアルコールも飲まずに過ごしてきました。自分でも「意外」でしたが、「飲みたいなぁ」という衝動がまったく起きなかったのです。その間の変化などを書いてみます。
まだ「1ヶ月」のことなので、そんなに大きな変化はありません。けれど、健康面、精神面で若干なりとも変わったかなと思えることもあるのです。そう、それと経済面ね。
先ずは健康面。とにかく朝の目覚めがよくなりました。結構に早朝というか、まだ夜の間に愛猫に起こされたりするのですが、それでも朝は元気よく布団から出ることができる様になった気がします。あと10分zzzなどとグズグズせずにしゃっきりと。
それから就床の後、トイレに起きることが激減しました。ネットの情報の受け売りですが、私たちが睡眠中にトイレに行かないで済むのは「バソプレッシンという抗利尿ホルモンが働いている」からなのだそうです。ところがアルコールには、このバソプレッシンの分泌を抑えてしまう作用があり、そもそもアルコールの強い利尿作用と相まって、頻繁にトイレに通う羽目になるという訳です。朝の目覚めがよくなったのは、このことが最大の要因かも知れません。
次いで精神面。精神面というか何というか、晩酌をしなくなってから、夕食後の時間でいろんなことができる様になり、「3時間ぐらいのギフト」をもらった様な気分です。それまでは、ほろ酔い気分でネットを巡回したり、TVの録画や映画やようつべを見たりして、すべて受け身でぐだぐだとしていたことが多かったのです。それはそれで楽しかったのですが。
手に入れた3時間で何か大したことができる訳ではありませんが、本に集中できたり、何だかんだと降りかかってくる諸手続きを片付けたりすることができて、翻っては昼間の時間に「余裕」ができた様に思えます。余裕があるということはストレスがないということでもあります。
そして、最後に経済面。ビールや発泡酒に1日200円×30日、加え別のお酒が月に3,000円としても、家呑み分のアルコールだけで1万円。これに何だかんだとおつまみに手を出してしまって、これも1万円くらい。合わせて2万円か。家呑みしているだけでも結構にお金が掛かっていたことに改めて気付きます。別の「物欲」を満たすのに十分な金額です。新しい家電だとか、庭の手入れ道具だとか… 結局は節約にはならない気もします。
私の「飲まない」は主義でも、健康上の問題からでもなく、「何となく」なので、これから暖かくなって、友人・知人と桜の下で会う様なことがあれば、ニコニコとお酒を楽しみたいと思っています。とにかく「習慣的な飲酒」はしばらく?お休みを継続することにします。