戦後日本の「食品三大発明」とは「即席めん」「レトルトカレー」「カニカマ」なのだそうです。カミさんが不在のときの私の食事というのは大体、これらに助けてもらっています。時にはこれら3つが、同時に食卓に並ぶときすらあるのです。

時間もお金も手間も掛けずに、こんなに美味しいものが食べられるなんて、とてつもない発明ですよね。誰も傷付けたり、不幸にしない発明、すごい。

オリンピックの熱戦が毎日続いています。始まる前までは「何か、今回はあんまり関心がないなぁ」などと思っていたのですが、いざ競技が始まるとテレビに釘付けです。ガンバレ、ガンバレ。

今回はパリでの開催なので、時差が結構に厳しくて、7時間、日本の方が進んでいるのです。だから、向こうのゴールデンタイム(18時頃か)で行われる競技は、日本では深夜1時ということになります。これはライブで観るには相当に厳しいことになります。

私はもともと夜型人間で、しかも睡眠時間が短くてもあまりダメージがないタイプだったのですが、さすがに62歳ともなると、24時以降に起きているのがキツくなってきました。頑張ってテレビの前に座っていても、こくりこくりと「落ちて」しまいます。

それに昔に比べて、こういう「欲」に執着することがなくなってしまいました。「観れないものは仕方ないよね」とあっさりと諦めてしまう。何につけても「できないものはできない」と近頃はすぐに考える様になってきました。

とは言っても「できないものはできない」で済ませる訳にはいかないことも沢山あって、「どうすればそれを解決できるか」を考えることが昔よりも随分と上手くなった様にも思います。昔はど真ん中、正面突破で「できないを何とかするのが仕事だろ!」なんて、パワハラそのもののことを周囲にも、自分にも課していたことが、今となってはひたすらに恥ずかしかったりします。

こういう「相手にした痛いこと」って、した方は忘れてしまっていたり、時には「そういう時代だったからね」などと反省もなく思い出したりすることが度々あります。よくテレビなんかでする「若い頃はヤンチャしてました」みたいな話です。

自分のことは棚に上げて、私は「こういう話」がキライです。してしまったことは仕方がないにせよ、それを「笑い話」にする、自分のよい思い出として語る、こういうことが普通にできる人を見ていると、本当に救われない人だなと思ってしまいます。

人生のどこかのタイミングで「誰にも痛いことをしない」と決めて、それを続けていく、それだけが過去にしたヒドいことへの贖罪だと思っているのです。これもまた、勝手な話ですけどね。

さて、今日のエントリは何の話だったのでしょうか。そうか、最近は年寄りになって、夜遅くまで起きていられないってことでしたよね。そうそう、毎日眠くって。

*****
オリンピックのサッカー代表チーム、年長者の助っ人がいなくても、本当に強いですよね。それに何だか、とても楽しそうです。できる限り試合を観たいのですが、とてもライブでは観られません。勝ちあがったら、日本向けに試合時間を変更してもらえませんかね。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。