昨日(5/6)は仕事で、すっかりGWも終了となりました。どこにも旅行にも行きませんでしたが、いろんなことを「ちょこちょこ」とすることができて120点のGWでした。人が悪いので、渋滞の高速道路のニュース映像を見ながら「大変なことだねぇ」などと言ってお煎餅を食べたり、IZUMIYAの丸いクッキーを食べたりしていた訳です。

今月(5月)は何だか仕事も忙しく、普通に平日は働いたりするのです。まぁ、GWの間、十分に休んだので、昨日はにこにこしながら通勤をしました。6月になれば、また「たまに働く」の日々になりそうなので、もしかすると「こんなに平日も働く」のはこれが人生で最後になるのです。そう考えると何だか貴重な1ヶ月です。

さてさて、高齢者の居場所というのは日本中が心配しているらしく、どの自治体でも「わいわいがやがや」できる場所やら「活躍できる出番」の準備をしてくれています。ありがたいことです。けれど、ううむ、私としては「絶対に利用しないだろうな」と思う訳です。まだ、ゲートボールの方が何倍も魅力的です。というか、ゲートボールにはかなり興味があるのです。今でもどこかのチームに「期待の新人」として入団したいくらいです。

ちなみにゲートボール、今や衰退の一途を辿っているのだそうです。日本ゲートボール連合によると、日本ゲートボール連合傘下の加盟団体会員数は1996年の56万人から、2016年には約9万人にまで減少してしまったとされ、「ゲートボール再生プロジェクト」なるものまで発動させていたのです。

5 vs 5で行うゲームでもあり、なかなかにメンバーが集まらないとか、地域でチームを引っ張っていたお年寄りが亡くなった後にその後継者?が育っていなかったとか、愛好者減少には諸説があるそうです。ルールが殺伐としていて、さらに危険な道具(スティック)まで手に持っていることもあって、確か「殺人」にまで及んだ事件もありました。私のゲートボール愛は成就することなく終わってしまいそうです。

となれば、やっぱり「わいわいがやがや」の場というのが民意を汲んだものと言えそうです。内閣府が行った「高齢者の日常生活に関する意識調査」(平成26年(2014年)度)において、高齢者に「普段の生活で楽しい」と感じていることを聞いた結果はこんな内容でした。
1位 テレビ、ラジオ(83.2%)、2位 新聞、雑誌(55.0%)、3位 仲間と集まったり、おしゃべりをすること/親しい友人、同じ趣味の人との交際(47.7%) ※複数回答/男女合わせ
8年も前の調査ですので、今だと1位、2位のかなりの回答がインターネット、SNS、ようつべに置き換わっているかも知れません。今だと「ひとりで遊ぶ」ツールには事欠かないのです。

一方で「ひとり上手」の反動でしょうか、3位の「リア充」への要求も高まっているのです。この回答は、5年前(2009年)の同様の調査回答に比べて12ポイントも増えていたのです。今だとコロナ禍の反動もあり、更に直接に「人と会いたい、話をしたい」という思いが募っていることでしょう。流石に75歳の高齢者同士がzoomでオンラインお茶会なんてしていることはないでしょうからね。まぁ、これから10年もしたら、それも十分にありそうですけど。

「退職したら一人で遊ぶ」なんて肩肘を張っていないで、誰も知り合いがいなくても、「ポーン」と自治体が用意してくれている「わいがや」の場所に飛び込んでみるのもいいかも知れません。参加者がみんな聞き上手で、ちっとも話が弾まないなんて笑えないことになっているかも知れませんが。

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