今日が今年最後の「ゴミ回収日」でした。いつもは出勤の際に、自治体指定の色付きの袋をぶら下げて家を出るのです。燃えるゴミの日はオレンジ、包装用途の不燃ゴミは青、そんな感じです。それで、今朝はゴミ出しを忘れない様に、スマホのアラームを掛けたりして備えたのです。
我家がある地域はゴミ回収の順番としては「最初」なので、朝8:30までに玄関前、もしくは指定された場所にゴミを出さねばなりません。他所なんか随分と回収時間が遅いところがあって、常々「いいなぁ」と思っているのです。
それで、今朝、ゴミをぶら下げて8時過ぎに玄関を出たら、外の世界がいきなり「年の暮れ」「お正月」の感じになっていたのです。街中からざわざわとしたノイズが消え、空気がシャキッと澄んでいて、冬の青空がトーンと高くて。改めて「あぁ、今年も終わるんだな」と思ったのです。
さて、本当は「節約」に励まねばならないのでしょうが、今年もいろいろと買いモノをしました。いちいち買ったものを覚えてはいられませんが、私の場合、買物のほぼ8割をAmazonでポチるので、きっちりと「何をいつ買ったのか」が履歴に残っているのです。それを改めて眺めてみました。
<分かったこと:その①>
買物全体の8割を占めるAmazonでの買物の中、さらにその8割は「猫ちゃんモノ」であることが分かりました。つまり全体の64%ですね。今や「ネコノミクス」効果は年間で2兆5,000万円にも上るそうで、どこの家も、せっせと「世界で一番可愛い家の子」に貢いでいることでしょう。
ちなみに我家の「猫ちゃんモノ」の大半は「食べ物」で、改めて電卓を叩いてみると、凡そ月に15,000円程度を購入していることが分りました。あれ、意外と少ないなぁ。完全に頭がおかしくなっていますね。私だけでなく、カミさんも何やら買っていますから、家計ではざっくりと月に2万円というところです。
例え、私のお小遣いを削っても、こればかりは削れないのです。猫ちゃん、プライスレスですから。
<分かったこと:その②>
会社で使う事務用品を結構自腹で買っていることが分りました。これ、会社が買ってくれない!といったブラックな話ではなく、私自身、一日の大半の時間を過ごす会社での生活を楽しくするために「勝手に」いろいろと好みのものを買っているのです。
例えば、ペンとか、メモ帳とか、PCの入力デバイスとか、そういったものです。それで、今年購入した中で最大の失敗は「無線テンキー」でした。今は経理の仕事をしているので、数字の入力をすることが多いので、キーボードとは別に、独立したテンキーパッドがあると「楽ちん」なのです。
それで、それまで使っていた有線のものから、机の上での取り回しを容易にするために「無線テンキー」に切り替えたのですが、これがダメだったのです。理由は、キーのストロークが浅くて、打感がフニャフニャなので、きちんと入力できたのかが信頼できなかったのです。数字の入力ミスが命取りの仕事なので、これでは使えません。ネット通販だと、キーの打感までは分かりませんからね。残念。
<分かったこと:その③>
喜んで買ったものの「まだ使っていない」ものが多数あることが分りました。まだ履いていない靴が2足でしょ、着ていない服も何着かあって、何でこんなもの買ったの?という謎のもの(ポータブルシャワー)まであったりします。
こういうものを使わずに飼い続けていても「勿体ない」ので、年明けにはできるだけ「おろして」使ってしまうことにしましょう。もはや「大昔の風習」なのでしょうが、年の初めには「新しいものをおろす」のが運気が上がってよいらしいですし。
<分かったこと:その④>
いつの間にか、趣味のものや、嗜好品といったものをほとんど買わなくなっていたことが分りました。図書館で借りてしまうこともありますが、今年Amazonで買ったCDは、僅かに「ベートーベン交響曲全集」だけでした。まぁ、これ自体は6枚組だったんですけどね。すっかり「退屈」が板についてしまって、それもまた「快適」だった一年であったことを裏付ける結果となりました。昔はあんなに「クダラナイ」ものを欲しいと思ったのにね。今じゃ、興味すら湧きません。
ということで、来年もせっせと愛猫に貢ぐことにします。
*****
お正月、何もお酒を飲まないのも寂しいので、ちょっといい梅酒を買ってきました。これをソーダで薄く割って飲む、この程度ならアルコールを摂取しても具合が悪くなることもありません。カミさんが「せっかくのお正月だから」といろいろとおせちを買ってきたので、今日の夕食からしばらくは「お正月モード」の食事を楽しみます。大好きな黒豆、あるかな。