今日は冬至です。冬至の日に「ん」の付くものを食べると運がつくらしいので、昼食には「うどん」を食べました。それから「みかん」も「にんじん」も「ピーマン」も食べました。まぁ、これで大丈夫でしょう。きっと早々にも「イイコト」があるハズです。なんですかね、期待で胸が膨らみます。
今月は最近流行りの「すきまバイト」の世界を眺めてみます。昨日のエントリでぐちぐち書いたとおり、老人が同じ集団・組織の中で継続して働くのは、結構に「しんどい」のです。体力的な問題ではなく、メンタルが耐えられないのです。
何と言うか、堪え性がないというか、一度糸が切れてしまっているというか、所詮この先はたかが知れてるしと諦めているというか、そんなマインドの年寄りが、固定した場所にいて、どんどんとストレスを蓄積させていくのは、本来的にはムリな話なのです。でも、いろんな理由で働きたい、そんなシニアにとって、颯爽と登場したのが「すきまバイト」のマッチングサービスではないかと思うのです。
一番の大手である「タイミー」のサイトを眺めてみると、「シニア」層の取り込みにかなり本気である様子が分かります。シニアの人たち、短期間のバイトであれば、雇う側からみると、かなり魅力的に映るのではないでしょうか。
これは私の憶測ですが、労働力としてのシニアは、これまでの社会経験から、しっかりと「働く」ことに関する教育が施されているのが最大の魅力なのです。「休まない」「遅れない」「サボらない」という、サラリーマンとして生きてきた多くのシニアにとては当たり前のことが、大いに評価されるという訳です。
若い人がよく使う言葉に「バックレる」というがありますが、こういうことができないのがシニアなのです。今日は「気分が乗らないから仕事に行かない」なんて、絶対にありませんからね。
タイミーのサイトによれば、”2019年には73万人であった利用者は、2024年には約9.6倍の700万人まで増加。タイミーを導入している事業者数も、2019年の約1,700事業者から2024年には約98,000事業者まで増加”なのだそうです。これ、労働革命が起きているのかも知れません。
「すきま」なら、「単発」なら働けるというシニアや女性たちが、こういったサービスをスマホ一つあれば簡単に利用できることで、労働力不足の一部が解消できます。バイトが終わった後には「働いた人が下す評価」なんて仕組みもある様子で、これなら、普通の雇用形態では言えなかった様な「職場、仕事の悪いところ」があからさまになり、その結果「Black」なところが駆逐され、ますます多くの人が安心して働ける様になります。とてもよくできたサービスに思えました。
65歳になっても、70歳になっても、いくつになっても私を待っている仕事(バイト)がある様な気がしてきました。更に年齢を重ねたら「働きたくても仕事がない」なんて、悲嘆にくれる必要はないのかも知れません。そういった状況になっても、とにもかくにも大事なことは「健康でいること」ですかね。
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愛猫へのクリスマスプレゼントが届きました。タンスに飛び乗るための台が不安定だったので、これに代わるものを探して購入したのです。それは「ピアノのイス」です。メルカリで良さそうなものが出品されていたので、これをポチったのです。少しクリスマスには早いのですが、今夜にはセッティングをすることにします。メリーねこすます。