さすがに4月も目の前になると気温が低くても、何だか体がホクホクしてきます。うっかり厚着をして満員の通勤電車に乗ったりすると、汗が大量に流れ出て、ひたすらに不快な時間を過ごすことになります。早く冷房を入れてくれないかな。

私だけでなく、みんなそんな体感らしく、多くの人がもはや上着だけで、コートはお役御免となっています。コート、いっぱいポケットがあって、便利だったんですけどね。10年以上も着て、相当にボロくなってしまったコートですが、来週にもクリーニングに出して、また、来年に備えてもらいます。ありがとうね。

さて、それまで毎日の様に会っていた人でも、或る日突然に「Long Goodbye」がやってきます。「また会おうね」などと言っても、大抵はそれからの人生で、その人たちとは数える程しか会うことはできません。

たまに友人・知人に会って、旧交を温めたりしますが、「この前会ったのって、いつだっけ」という話題になると、多くの場合「10年前」とか「15年前」とかいう事実が判明し、驚かされます。お互いにとって「長い長い不在」です。

「15年スパン」くらいで再会するとなれば、間もなく62歳になる私は、一生の間にこういった人たちと恐らく「残り一度」程度しか会えないことになります。それはあながち誇張した話ではなく、恐らく「そのとおり」になることでしょう。

我らお年寄りにとっては、これからは友人・知人と会うときには、かなり大げさですが、それが今生の別れとなる可能性もかなりあるのです。お互いにこれまでの人生を称え合い、これからの日々に励ましのエールを送り、涙の抱擁をして「さようなら」と言うぐらいのことをしてもよい訳です。

そう思うと、学校や職場で、そこで出会った人たちと、何年も何十年も「明日も会える」という日々が続いたのはスゴい「奇跡」だったのかも知れません。まぁ、会いたくて毎日会ってた訳じゃないけどね。

そこに行けば、よく知った人たちがいて、同じ時間を過ごすことができる。それというのは何と言う贅沢なことだったんだろうと思うのです。有難いことに、今も働かせてもらっているので、「明日も会える」人たちが大勢いるんですけどね。

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毎日が「締切」に追われ続けた一週間も明日(3/29)で終わりです。また、来週になれば、新しい「締切」が幾つも待っているんですけどね。けれど、3月末ということで、今週は特別な感じがします。明日の今頃は解放感でヘラヘラしているんでしょうね。

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