缶コーヒーの価格改定(値上げ)がメーカーからアナウンスされて、今の110円程度から1本140円とか150円とかになるらしい。カップヌードルも同じで、いつの間にやら1個236円(今は214円)になるらしい。まぁ、どちらもこれまでが「安すぎて」、値上げ後でも本来は十分に手頃だと思いますけど、これらに限らず、ほとんどの品物がこの調子で値上がりするようだと、収入が増えない限り、どんどん家計も緊縮財政になってしまいます。
冬休み中でもあり、昨夜は近くの飲食店に行き、美味しいものを食べてきましたが、お会計でビックリでした。今まではどんなに高いときでもふたりで1.2万円程度だったものが、一気に1.6万円。確かにエネルギー代やら原材料費の高騰があるので、「仕方ないなぁ」と思うものの正直、これからはお店に足が遠のきそうです。
今がチャンスとばかりに何でもかんでも「値上げ」の通知が我家に届きます。プリペイド式のIP電話サービスも「半年に一度契約料」が徴収されることになりました。今まで掛からなかった費用の課金や、いきなりの値上げが「サービスの継続利用」を人質にして平然と行われるのも何だかなと思います。イヤなら止めれば?ということなんでしょうけどね。
海外では、そもそも日本よりも物価が高かった上に、更に激しいインフレに見舞われており、イギリスの2022年はインフレ率が11%を超えていたそうです。給与所得者でもフードバンクに頼らざるを得ない人も出ている一方で、フードバンクへの寄付がこれまでの半分程度までに減っていると報じられています。今のイギリスの姿は日本の未来なのか、関心をもって眺めています。
大企業以外には賃上げも覚束ない中での相次ぐ値上げ、結局は己が家計において「我が身を守る」ということになります。何かしら降りかかってくる「大きな出費」に備えて、日々節約を心掛ける訳です。お金を掛けずに暮らせるようになるのはいいけれど、またまた「縮小均衡」が進んで、どんどん元気がなくなってしまいます。国も、企業も、お店も、個人も。
何かを買い替えるというのは我慢ができますが、手術をする、入院するなんてことに備えて「節約」だけでなく「節制」が必要になんでしょうね。結局はこれが長生き、しかも健康寿命を延ばすことに繋がったりして。