結局、金曜日は休みを取ることにしました。別に台風が来るから、恐れをなして、休むんじゃないんだからね。それに、今回の台風はとてつもなく歩みが遅いので、金曜日ぐらいじゃ、まだまだ東京の遥か遠くにいそうです。
さて、年寄りに関する世の中一般の「偏見」というのは、凡そ正しいものだと思うのです。正しいのであれば「偏見」ではなく「真実」なんでしょうけどね。
まず、年寄りは頭が固い。本当にそう思います。柔軟な発想など、まったく浮かんで来ません。これまでそうだった様に、これからも同じ様にやる。そもそも、そのことに何ら疑問を抱かない。しょうがないじゃない、それが一番楽なんだから。というか、それ以外できないんだから。
それから、年寄りは動きが遅い。これもそのとおりです。普通に歩いていて、どんどんいろんな人に追い抜かされます。これ、一説には歩幅が短くなっているのが原因なんだとか。それだけじゃなくて、本当にモタモタしているんですけどね。
そして、年寄りは話がくどい。実際のところ、話が簡潔な年寄りなんて見たことがありません。みんな余計なことを話に付け加えては、言った本人が笑うという気持ち悪いことが横行しているのです。きっと、もはや家族の誰も話を聞いてはくれないんでしょうね。だからと言って、家の外で犠牲者を出してはいけません。
もう、誰がどんな偏見を私に持っていても、どうでもいいけどね。恐らく、それはそのとおりなんだから。それに、そもそもどこにでもいる年寄り(私)なんて「誰にも見えていない透明な物体」みたいなものだしね。偏見を持ってくれるだけマシか。(随分とひがみっぽい)
そんな中、唯一、それが「偏見」と思うものがありましたよ。年寄りは金を持っている。そんな訳ないダロ。
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数日前に冷蔵庫の調子が悪いときがあって、新しいのを買うことを覚悟しました。冷凍室にあったものが全部溶けてしまい、氷も全部水になってしまいました。一流国産メーカー製なのに、ほんの数年しかもたないのかよ…なんて一人で毒づいてしまいました。
ところが数時間したら、しぶとく復活したのです。それで、溶けたものが再び凍ったのです。それはそれで「そんなもの食べられるのかよ」と思ったのです。それで、冷凍庫に入れてあった高級アイスを食べてみたのですが、明らかに一度溶けて再度固まった感がしました。
滑らかさがなくなって、全体としてジェラードの様なザラザラ感がしたのです。まぁ、美味しかったけどね。肉とか魚とかはどうしたもんでしょ。