ついに「年金請求書」が我家にも届きました。私宛ではなく、カミさん宛ですけどね。「特別支給の老齢厚生年金」の「報酬比例部分」の受給に際しての「年金請求」ということになります。

これって、1961(昭和36)年4月2日以降生まれの男性については「特別支給の老齢厚生年金」の支給はないので、すべて65歳からの受取りとなります。そんなに大きな金額ではありませんが、カミさんが私より一足先に「年金生活者」(?)になる訳です。いよいよ他人事ではなくなりました。

必要事項を記入したら、これを年金事務所に郵送するか、直接に持参するということになります。年金事務所、もしくは年金相談センターってまだ一度も行ったことがないので、このタイミングでカミさんと共に行ってみたいと思っています。幾つか聞いてみたいことがあるのです。

さて、巷では年金の満額受給年齢がこれから先、段階的に更に「後ろ」になることが予想されています。2031年から順次3年毎に満額受給開始年齢が1歳遅くなり2043年には70歳、しばらく維持期間があって、最終的には75歳になるといった話です。

2021年4月に改正された高年齢者雇用安定法で、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となったことを考えれば、今後、年金受給開始年齢が順次70歳、75歳になっていくのは「当然の流れ」なんでしょうね。けれど、幾ら人生100年時代と言ってもね…

以前のエントリでも書きましたが、年金をもらう年になっても「とにかく10万円」を毎月稼ぐことが重要なのだそうです。勿論、人によって受給できる金額は異なる訳ですが、これだけ稼げば何とか「最期の日」までのお金の道筋は見えてくるのだとか。

ということは私の年代で言えば「65歳を過ぎても月に10万円を稼げる自分でいる」ことが大事ということになります。難しいお題となりますが、「気持ちよく働いて月10万円を稼ぐ」ことができる準備をしたいところです。

「現在(今)を充実させて楽しく生きればよくて、未来とは単にその延長にあるもの」なんて考え方もあって、正にそのとおり!と思う一方で、「アリとキリギリス」というイソップ寓話も頭をよぎります。

とにかく健康であること、そして、自分がどんな仕事ならば続けられるかと理解しておくことが大事です。「お金のため」というだけで、始終辛い思いをして、大事な人生の時間を召し上げられるのは我慢を通り越して、最近の言葉で言えば「無理ゲー」ということになります。

早期退職をしてから凡そ2年が経過し、このあたりのことが「そういうもんだよ」と普通に考えられる様になったのは大きな収穫です。自分が「どんな仕事ならば続けられるか」というのがはっきりと分かりましたからね。

とにかく失敗したり、少し痛い目にあって、「自分の本心、譲れない気持ち」みたいなものをゴロっと切り出してみるのが大事だと思っています。それが分かったら、これに準じて、後は社会の要請(求人とか起業とか)の中から選択するのみです。選択肢を広げたり、条件をよくするためには「ビジネス戦闘力」を上げておく必要がありますが。ううむ、60歳過ぎの「ビジネス戦闘力」か…

さて、今日は土曜日なので食材以外の買物をまとめてする日です。しっかりとメモを持っていかないと、最近は結構「買い忘れ」をしてしまうのです。その分、余計なものを買ったりするんですけどね。これから出発です。

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