また、一週間が始まりました。先週末がキツかったので、今週は比較的余裕をもって仕事を進めることができます。これに油断すると、また来週が修羅場と化すので、適度に息抜きをしながらも「コト」を進めることにいたしましょう。

まだまだ暑いしね。それに、何せこちらは62歳のおじいさんですし。こんな時だけ年齢を振りかざして、周囲からも、自分自身も甘えを許してもらおうという根性がいやらしいなぁ。ごめんね、ごめんね。

さて、ようつべの動画でも、出版されている書籍でも、どこでも「老後の生き方」「老後の働き方」みたいなものを語るコンテンツが大量にあります。あれ、どうなんでしょうね。人の老後なんて、正に、人それぞれですし、そもそも「正しい老後」なんてある訳がありません。

それに、老後に限った話ではありませんが、人は自分の経験を経て、一つ一つ先へと進むものなのなので、「他人が至った場所」を知ったところで、何も意味がないと私は思っているのです。特に、つくづく最近は。

老後のビギナーは「マニュアル」を読む様な気分で、もしくは「上手いこと楽をしたい」と思って、こういうものに飛びつくのでしょうが、大体はそれで痛い目にあうことになっています。そう、私も最初はそんなことをしていましたから、よーく分かるのです。

地域コミュニティに参加しろとか、計画と目標を持てとか、そんな言葉を信じて何か動き出してしまっても上手くいかず、「失敗した」という敗北感だけが残ってしまいます。とにかく「上手いこと」なんてできないので、フツーに自分で選んで、自分が良かれと思うことをやって、それで分かったことを足場にして、先に進むだけです。

その結果が「地域コミュニティに参加する」ことにつながったり、「計画と目標をもって何かやりたいこと」をがんばるということになるだけなんですよ。それに、そんなもの、どこにもつながらなくてもいいかな、と私は勝手に思うに至っているのです。

最近のエントリにも書きましたが「退屈」が楽しい!というのが、今の私がいる地点で、そんなこと、どの「老後本」「老後動画」でも言われていません。みんな、何かやれ、何か生きがいをもて、何かガンバレの大合唱です。

人間、何もせずにぷらぷらしていれば、いつの日か、何かやりたいことが自ずから浮かび上がってくるでしょうし、何もそんなことがなければ、ぷらぷらしているのが、やりたいことだった訳です。

そんなことを考えて、だらだらと目の前の「今」を生きているだけの私の老後は、世の中的にはヒドイところに辿り着いているんでしょうかね。私の老後ですし、いいじゃん、いいじゃん。

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週末、だるーい感じが抜けなかったので、これは冷房病では?と思い、日曜日の午後はエアコンを点けずに窓を開け、扇風機を回して過ごしました。そうしたら、随分と身体が楽になりました。暦の上ではとっくに秋なんですけどね。

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