ここ2週間くらいの間に、通勤電車内のマスク率が爆上がりです。既に50%は優に超えている様に思います。風邪などの予防という目的以外にも、防寒具としての使用もありそうです。私の場合はマスクさえしていれば、ポカンと口を開けていても大丈夫なので、心置きなく弛緩できるのが有難いのです。
色？色は白です。何となく「黒」とか「グレイ」といった色のマスクには抵抗があるのです。何だか悪党みたいじゃないですか。おじいさんの偏見、ひど過ぎですかね。
さて、62歳にもなると、さすがに「そんなものは世界のどこにもない」ことに気付きます。例えば、「年金を増やす奥の手」みたいなものはありません。浅ましい気持ちで、何回、何十回とようつべの動画に引っ掛かってしまいました。最近では、そんなものを踏んだりはしませんけどね。
例えば、「非の打ちどころのない人格者」みたいな人はいません。これまた、数限りなく「裏切られて」きたのです。心を許して接していたら、あるときに「うひゃ」みたいな一面を見せつけられて、目の前がクラクラとしてしまいます。
まぁ、これは逆も真なりで、「苦手だなぁ」と思っていた人が、ふとしたときに、とても愛すべき側面を見せてくれたりもします。ニンゲンは奥が深くて、いつまで経っても、その表層部分ですら理解ができません。そんなこんなに疲れてしまい、いつかは「ポツンと一軒家」みたいなところに引っ込んでしまうのもいいかも知れません。
例えば、「いつまでも続く幸せ」などはありません。どんなに楽しい時間でも、いつかは終わりが来てしまいます。思い返せば、果たして、自分には子供時代や、青年時代、大人の時代があったのかすら疑わしいのです。ついさっき、60歳を過ぎて、スッとこの世界に、私は現れた様にも思うのです。
それでも、微かな記憶をたどるならば、十分に素晴らしい時代を過ごしてきたのですが、それは余りに早く過ぎてしまったのです。そして、今の幸せもまた、これまでと同じ様に、思うよりもずっと早い速度で過ぎていってしまうことでしょう。まぁ、後がつかえていますからね、何事も順番に。
例えば、「毎日食べても飽きない天ぷらそば」などはありません。たまに無性に食べたくなりますが、最近は食べた後に、必ず「胃もたれ」する様になってしまい、食べたことを後悔することもしばしばです。昔は週３でも食べられたのにな。
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明日（12/13）は金曜日、とにかく週末を台無しにする様な「イヤな気分」にならない様に最善の注意を払わねばなりません。臆病に行くぜ！
