また暑くなってきました。しばらくさぼっていた庭の草むしりもしなければならないのですが、何とも体が動きません。明日から本気出す、名言だな。
昔から、何か助言や意見を求められたときに「余計なことまで喋る」という悪い癖があります。これは私の中に居座っている「サービス精神」が悪いのですが、ほとほと自分でも嫌気がさしてきました。だって、大体、余計なことを喋った後は気分が悪くなるのですから。
それで、少しづつ、これを改善する様にしているのです。「余計なこと」だけを言わない様にするのは、その線引きが難しいので、いっそのこと「言い足りない」ぐらいで止めてしまうというのが最近のマイブームです。
そうすると、当然ながら「必要なこと」まで言わないということも起きてしまいますが、そもそも「本当に必要なこと」で自分だけが知っているなんてものはほとんど無いのです。それどころか、そんなものはそれぞれが自分で見つけなければ何にも意味をなさないのです。
だから、私が目指すのは「あの人、何を聞いても、聞かれたことだけ、ぼそっと答えるだけだよね」ということなのです。これが相手も幸せ、自分も幸せなやり方じゃやないかと62歳になってようやく理解したのです。遅いよ、余りに遅い。
「何か聞かれて、それに答える」という毎日何回、何十回と繰り返されることを、とにかく相手の満足度の充足だけを考えれば、「必要なことも言わない」程度のシンプルさがきっと最良なのです。
急に「サービス精神」を営業停止にすると、周囲は「どうしたのかな?最近、愛想悪いし。まぁ、くどい話を聞かされずにいいんだけど」なんて目でこちらを見るかも知れませんが、62歳にもなれば、いろんなものは閉店となるのです。長らくのご愛顧に感謝です。
今週、そんなことを心に留めながらも、何回も「余計なことを喋り過ぎて」相当に凹んだのです。62歳のおじいさんでも、高校生みたいなことで、まだ悩んだり、気分が悪くなったり… 困ったものです。
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昨晩、カミさんが天ぷらをたくさん揚げてくれて、美味しくいただいたのですが、その中にあった「ゴーヤ」が苦すぎました。厚く切ってあったのがいけなかったのかな。何だかトラウマになってしまいそうです。