日曜日(2/2)は、東京地方も降雪の可能性があるとか無いとか。ここしばらくは雨も降らずにいたので、雨でも雪でもみぞれでも、水気が空から落ちて来るのは大歓迎です。けれど、家の前の雪かきを考えると少し憂鬱ですけれど。大した量も降らないのにね。雪国の人たちに「ふざんけんなよ」なんて言われそうです。
私が70歳になったときに、世界はどうなっているのだろう。何となくそんなことが気になって、ネットにゴロゴロと転がっている未来予測を眺めてみました。時は2032年です。
誰もかれも、こういう予測をする人は余程この国のことがキライらしく、暗澹たる未来ばかりを描いています。というか、新興国が台頭して、現在の先進国を凌駕するというのが基本シナリオです。何かもっともらしい裏付け、統計資料といったものがあるのでしょうが、本当にそんなことになるのかなというのが私の「直観」だったりします。
確かに幾つかの経済指標では、そういった「逆転劇」みたいなことは起きるのでしょうが、それをもって「この国の没落」なんてことを大声で騒ぐというのは、余りに短絡的な結論付けと思うのです。まぁ、ニンゲンは幸せな話よりも「暗い未来」の話を聞きたがるので、一旗揚げたいライターさんとか、youtuberさんとかは自らの存在をアピールするためにも、どうしてもこういう結論をこじつけてしまうのかも知れません。
私がひたすらに「呑気」なのかも知れませんが、私が学校を卒業した1986年以降、今が一番幸せな時代だと思っているのです。そして、この先も「この国」が見つけた文化とも言える方法論を使って、暮らしやすさ、生きやすさみたいなものは引き継がれていく様に思うのです。経済指標の悪化?それがどうしたという感じです。
もはや「高層ビル」が無くたって、「高級車」が無くたって、「ブランドのバッグ」が無くたって、「使い切れない程のお金」が無くたって、「承認欲」を満たされなくたって、みんな「幸せ」に生きる自分だけの方法を、大人になって年を重ねるにつれて、きちんと見つけることができる国になった様に思うのです。
誰かエライ学者やオピニオンリーダーの様な人が先導をした訳ではなく、フツーに暮らす、フツーの人たちが、何となく、そんな形へと生き方をトランスフォームさせてきたことに、私は多いに驚き、誇りに思っているのです。
「成長しない経済」の中で如何に幸せに生きるかという、誰も解けなかった問題を、多少はぐちぐちと文句を言いながらも、私たちは解いてしまったのかも知れません。「成長経済」信者の人たちからすると、それは許せないことであり、「そんなの幸せじゃないやい!」と思うのでしょうけれど。いいじゃん、いいじゃん、「幸せ」を感じるのは自分なんだから。
それで、2032年、経済指標で判断するならば、この国は「没落」しているのかも知れませんが、私たちはそれなりに今と変わらぬ生き方をしている様に思うのです。そんな未来をイメージできたとしたら、もう大丈夫と思うのです。だって、未来はその人が思うとおりにしかならないのですから。
あんまり「暗い未来」「この国への呪い」みたいな記事やコンテンツが多過ぎてうんざりしたので、こんなエントリを書いて憂さ晴らしをしてみました。
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自宅の近くにある自販機に、「Mets:強炭酸コーラ」という他所では滅多に見ることがないものが売っているのです。しかも1本(缶)100円。コーラ中毒の私にとって、この自販機の存在は「神」だったりします。
ちなみに私が一番好きなのは「Pepsi」で、次がこの「Mets」、そして本家の「Coca-Cola」という順なのです。昔は「Virgin」とか「ガラナ」なんてコーラもあって、そういうイロモノも美味しかったんですけどね。コーラなら何でもいい!が、私の真実かも知れません。
今の世の中、健康指向らしくて、コーラを飲んでいる人を見掛けるのは稀になってしまいました。けれど、そういうレアな人を見つけると、つい「いいセンスしてるね」などとエールを送ってしまうのです。どうしようかな、冷蔵庫にコーラのストックが無いし、これから自販機まで「Mets」コーラを買いに行こうかな。