我家もその一つですけれど、家の近所が「工事」だらけです。家の新築工事、水道管工事、ガス管工事、何だか電柱に高いところでのケーブルの工事… 工事に関連する車両が始終道を占拠していて、いつも誰かの大きな声がしていて、まったく落ち着きません。
ついこの間までは、まるで「眠った様な静けさ」が辺りに満ちていたのにどうしたことでしょう。こういうのって、スピリチュアル的には大きな変化が起きる前兆だとか何とか。そんな風に「前向き」に解釈して、やり過ごすことにします。
さて、決して楽しんでやっている訳ではありませんが、仕事探しをしていると、いろいろと「へぇ、そうなんだ」と新しいことに気付きます。それと「そんな側面もあるんだ」って別の理解が生まれることもあります。これはこれで刺激のある毎日だったります。
勿論本音は「どこかでいい出会いはないかな」なんですけどね。これから、間に手術／入院の中断を挟んで、まだしばらくは続く「長期戦」を覚悟しているので、これくらいの「余裕」を持っていないと持ちそうもありませんから。その中、焦ったり、落ち込んだりすることになるんでしょうけれど。
例えば、興味を惹かれる求人案件を見つけて、求人元企業のことを調べる。どこにあって、どんなことをしていて、会社の社屋やオフィスはどんな様子で。恐らくこんなことでも無かったら、一生知ることのなかった情報に触れる。
例えば、「こんな仕事をしている人たち」はどんな道筋で仕事を見つけて、凡そどんな条件で働いているかを知る。大変だなとか、よく頑張ったねとか、こんな資格やスキルを持っている人なんだと思ったりする。
例えば、「仕事」というのは、まるで形のあるものの様にいろんな人たちの手を渡って、流通し、欲する人のところに届けられるものだと知る。そのことで「仕事」は多くの人に見つけられ、選ばれるものになることを不思議に思う。
例えば、求人情報を眺めながら、自分が65歳になったり、70歳になったときのことをぼんやりと想像してみる。こんな経路で通勤をして、こんな仕事をして、こんな休日を過ごす。
こんなことを考えながら、情報の海を漂っていると、時間が際限なく流れていきます。ゲームばかりしている子供たちの様に「一日2時間までね」なんて決める必要がありそうです。
さて、明日は午後にハロワの「説明会」に行ってきます。事前に見ておく様にと案内された動画も、ちゃんと見ましたよ。しかも真面目にロングバージョンの方を。帰り道で何か美味しいおやつでも買うことにします。気分転換ばかりしています。
