金曜日の夜ほどではありませんが、木曜日の夜も悪くありません。今週もよくここまで辿り着きました。自分を褒めるなんて意味不明なことは考えませんが、少しだけ達成感を覚えます。別に週末に何も待っていなくても構いません。それどころか、何も待っていない方がよいのです。
今、世界には80億人以上の人間がいるそうです。そして、猫たちは6.3億にゃんずいるのだそうです。そして、それぞれが「誰かの大切な誰か」だったりします。そんなことを思うと、余程ヒドイ目にあわされない限り、「まぁ、コイツも誰かにとっては大切な誰か」だからねと、イヤな相手も勘弁してやるのです。(随分とエラそうダナ)
何で改めてこんなことを言い出したのかと言えば、今朝の通勤時、満員の電車で私に思いっきり寄り掛かって自、分はスマホをいじっているという若い女性に憤慨したからです。頼むよ、少しは自立してくれよ、重いよ。吊革を持つ腕がすっかり痺れてしまいました。
何駅かの間、そんな状態が続き、ようやく大きな駅に到着して、乗客がざっくりと入れ替わって、私の苦行もお終いとなりました。私はまだ同じ電車に乗り続けるのですが、颯爽と車両から降りていくこの人を見て、怒るよりも、そのバイタリティに感心してしまいました。
そして、「この人も誰かの大切な誰か」なんだろうなと唐突に思ったのです。二度と同じに車両に乗り合わせたくないけれど、まぁ、勘弁してやるよ!なんて、思ったのです。誰もが、どこかで、誰かを幸せにしているのです。まぁ、単純に言えば「お互い様」というだけのことなんですけどね。
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何かに怯えて、暗いところに引きこもっていた愛猫も昨日あたりから、随分と復調してきました。ごはんもパクパク食べるし、ボールでも遊んでくれるし、いっぱいモフらせてくれるし、よかった… この子は大切な私の家族。