朝起きたら、先ずは一日のウォーミングアップで「偽りのない気持ちを紙×3枚に手書きで排出する」なんてことを教える本がありました。何となくいいかなと思い、1週間程続けたのですが、少しも気持ちが晴れ晴れとしないので、止めてしまいました。
以前のエントリでも書いたのですが、つい「さもしい気持ち」でいろんな人の「生活術」、「生き方ノウハウ」みたいな本を読んでしまいます。するとほぼ100%、「こんな習慣がオススメ」というものを本の著者に押し付けられることになります。私ときたら、懲りもせずに、それに乗っかってしまって、妙なことを始終始めてしまいます。
人によっては「あの習慣を身に付けたお陰で人生変わりましたよ」なんてこともあるかも知れませんが、私の場合はただの一度も誰かの習慣が身に付いたことがありません。で、よく考えれば当たり前ですよね。習慣というのは、人それぞれが長い時間を掛けて作り上げていった「自分に最適な振る舞い様式」なんですから。他人のものがフィットする訳もなく。
最近は「朝の使い方」が随分と重要視されている様に思います。昔から早起きは三文の徳というように、何か成すためにためには朝、午前中をどう使うかがやはり重要になってきます。自分と同じ60代の人たちの「朝の習慣」はどんな感じなのでしょう。アサヒグループホールディングスのアンケート調査から抜き出してみます。※平日、朝の時間帯をどう過ごしていますか?(2017.3)
60代の70%以上が6時台よりも前に起き、90%弱が毎日朝食を食べます。朝食は「ごはん派」が60%で、新聞を読み(60%)、テレビを見ます(70%)。今から5年以上も前の調査ですから、恐らく、今では新聞やテレビといったオールドメディアを視聴する習慣は減っていて、代わりにメールやSNSをチェックする(20%弱)、インターネットを見る(25%程度)が増えている様に思います。
我家でも随分前に新聞はやめてしまいました。それで困ったことも、寂しいこともありませんが、「古新聞」というのは意外と使い道があって、ときおり「あー、新聞があったらなあ」と思ったりはするのです。テレビに関しては、MLB中継をBSで放送しているときはBGVとして、流しっぱなしにしています。これ、とても気に入っている習慣です。
随分と皆さん、早起きなんですね。まぁ、私もほぼ毎朝5時前に起きているのですが、これは愛猫に「ごはん食べたい」とか「遊ぼう」と寝かせておいてもらえないからなのです。5時前に起きて、1時間程度だらだらと愛猫と遊んで、それから再び一緒に二度寝して、結局は7時過ぎから一日の活動が始まります。二度寝に勝る幸せはありません。
ちなみに我家は「朝食は別々に食べる」というのが習慣になっています。私は朝からしっかり食べたいのですが、カミさんは飲み物ぐらいで十分なのだそうです。現役で勤めていた頃でああればいざ知らず、休みの日の方が多い今となっては、私だけのために朝食の支度をしてもらうのも変ですしね。
それに朝から何でも好きなものを食べられます。とは言ってもかなり「固定化」してしまっていて、大体がご飯、目玉焼き、味噌汁(即席)、お漬物程度の簡単なもので済ませてしまいます。たまにラーメンやカレーなんて、20代もびっくりする様なものを朝から食べたりもします。我ながら、まだまだ元気だなぁ。
そうそう、これからの季節は「庭の水やり」という習慣が朝に加わってきます。というか既に始まっていて、先週に蒔いたチンゲンサイとゴーヤが芽を出しているので、土が乾いているんじゃないかと、毎朝気が気ではありません。
それにしてもチンゲンサイの種って、余りにも小さ過ぎます。等間隔で蒔くなんてできる訳もなく、ラフに「すじまき」をしているので、かなり群生してしまい、これから間引きをすることを考えると気が重いのです。まぁ、間引いた小さい子たちも食べちゃうんですけどね。