JRの中で一番高いところにある駅ってどこだ? という子供向けのクイズがあります。正解は二つあって、一つは小海線にある野辺山駅。標高は1,345.67m。もう一つは東京駅。だって、ここから発車する電車はみんな「下り」でしょ。久し振りに思い出したので書いてみました。

さて、今の世の中、みんなこぞって「リーダーシップ」を身に付けることを目指します。けれど、これって、当然ながら「リードされちゃう」人がいるから成立する訳です。だから、どんなにすごい「リーダーシップ」が発揮されたところで、成果を出すには相棒となる優秀な「リードされちゃう」人が必要に思うのです。

それで、この「リードされちゃうシップ」に対しても、きちんと評価がなされるというのが、本当に「優れたチーム」と思います。そうじゃないと得てして、前ばかり、上ばかりみている「自称リーダー」で世界が溢れかえってしまいます。これは面倒です。

今日、ふと「老後の心得」の根幹をなすのが「リードされちゃうシップ」じゃないかなと思ったのです。それが正しくなかろうが、最善の手ではなかろうが、若いリーダーがエネルギーを傾けてことをなさんとするならば、リーダーの思いを何とかしてあげようと振る舞う。そういうことです。

思えば、この国の人って、圧倒的に「リードされちゃうシップ」能力が高いですよね。極端に言えば、リーダーなんていない方がよい結果を出すんじゃないかと思うくらい。これって、大変な強み、すごい競争力ですよね。

まぁ、こういう人たちって「リーダー」と自称する人たちに比べて、無口で、自己アピールもしないので、今までそれが「当たり前」と思われてきましたけれど。大事にしなくちゃね。

*****
まだ、水曜日(11/22)ですが、今週は既に電池が切れました。明日は祝日、しかも勤労感謝の日、少しでも充電することにします。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。