連休中は正に晴耕雨読の毎日です。晴れていれば家庭菜園を耕して草をむしるし、雨が降っていれば本を読んだり動画を見たりして過ごします。今日(5/15)は東京地方は雨でしたので、朝からずっと作業部屋で本を読んでいました。少し、飽きました。
それで、今日は私がランチを作る!と昨日宣言していたので、11時頃から準備に取り掛かりました。メニュは担々麺。スープから自分で作る様な本格的なものではなく、スーパーで売っている2食入り400円みたいなヤツです。
どうして担々麺を私がセレクトしたのか?それは特別に担々麺を食べたかったからではなく、「チンゲン菜」が大豊作になってしまったからなのです。まだ、本来の収穫時期には至っておらず、今は20cm程度のサイズなのですが、これをこのままに放置すると大変なことになるのが徐々に明らかになってきたのです。とてもカミさんとふたりで食べられる量ではありません。二畳程度の広さしか作っていないんですけどね。
それで、まだ少し小さいものでもせっせと収穫している訳です。今日も40本程度抜いてきて、軽く茹でてから、担々麺にトッピングしました。とても美味しかったのですが、まだまだチンゲン菜は大量に家庭菜園に生えています。意外とチンゲン菜を使ったメニュってバリエーションがないんですよね。もう少ししたら「チンゲン菜と鶏肉のクリーム煮」にチャレンジしてみます。
さて、ランチが終わってから、降ったり止んだりの雨の中、昨日の決意どおりに最寄りのハロワに行ってきました。目的は「生涯現役支援窓口」の見学です。隣駅まで電車に乗って、そこから徒歩15分、ハロワが入っている合同庁舎に向かいました。
ハロワにはこれまでの数回行ったことがあって、59歳で早期退職をしたときには「職業訓練校」の受講(試験)に関して、いろいろと教えてもらったのです。そのときに「ハローワーク受付票」を発行してもらったのですが、ここに記載されている「求職番号」が、今回の見学においても必要となりました。これ、有効期間というのがあって、しばらくハロワに行かないとステータスが休眠になってしまうことから、私の「受付票」についても、今回の訪問で再発行してもらいました。
私は14時少し前にハロワに到着したのですが、利用者は拍子抜けする程に少なく、受付で「生涯現役支援窓口」で話を聞きたいと尋ねると、「ああ、シニアの相談ですね」となり、番号の書かれた紙をもらいました。それから、僅か3分程で番号が呼ばれ、窓口で相談開始です。
今日はまだ具体的な求人案件の紹介を相談に来たのではないこと、ハロワで仕事探しをする際の「お作法」が知りたいことを私から担当の方にお伝えした後、約30分間、いろいろと説明をしてもらいました。
こちらの事前勉強不足もあるのですが、「へぇ、そうなんだ」と多くのことを知ることができました。幾つか列記してみます。
●ハロワの求人情報はすべてネットで検索することができること ●ハロワ経由で求人案件に応募するときにはハロワ発行の「紹介状」が必要になること(不要のものも有) ●「紹介状」はネットで発行をしてもらうこともでき、ファイルのDLができること ●これにはハロワサイトに「求職者マイページ」を開設する必要があること ●「求職者マイページ」の開設にはログイン時のアカウントとするメアドをハロワで登録してもらう必要があること ●応募結果については求職者からもハロワに連絡すること…
凡そ、どの様にハロワを使わせてもらえばよいかが分かりました。その他にも、事務系仕事は非常に狭き門であること、ハロワ以外にもいろいろと公的な就職支援制度があることなどを教えてもらいました。
特に「ハロワ以外の公的な就職支援制度」というのが幾つもあり、かつ、どこも高齢者向けにサポートを行っていることを改めて認識しました。産業雇用安定センター(公益財団法人)による「キャリア人材バンク」とか、東京しごとセンター(東京都)の「シニア向け就職支援」とか、それ以外にも幾つもある様子です。案内資料を見ていると「70歳現役時代!」なんて当たり前の様に書かれていたります。いつの間にか、そんな時代になっていたんですね。
まぁ、ちゃんと調べれば分かることなんですけどね。手術も終わって「そろそろ働くか!」となったら、せっかくですので、いろいろと活用させてもらいます。それぞれの団体・組織で、セミナーや合同面接会などを頻繁にやっているみたいですので、ひょこひょこと出掛けていくのもよさそうです。
いきなり応募して面接なんかしちゃうと、何だか調子いいこと言って「採用、お願いします!」なんて頭を下げちゃうタイプなんですよ、私。だから、先ずはセミナーや、面接会の様な圧の低い場で企業の話を聞けるというのは有難かったりします。
という訳で、非常に「実りある」見学?相談でした。帰宅後に就職相談を行っている公的サービスの複数サイトに利用者登録をしてみました。これから、情報収集を焦らず、慌てず、ゆっくりと進めることにします。
とかく評判が悪い「ハロワ」での求人ですが、民間の「求人サイト」での案件とは結構に違ったものも出されていたり、地元案件が多かったりする様子です。上手く求人内容を見極めることができれば、結構に期待できそうです。実際はどうか不明ですが、結構にシニア向け案件というのも数多くありました。高齢者を雇用すると「特定求職者雇用開発助成金」なんてものが企業側もお国から貰えるみたいですし…
相談を終えて16時前に建物の外に出ると、雨は勢いを増していましたが、幾分か私の気持ちは明るく晴れました。しっかり昼食を食べたというのに、少しお腹がすきました。早く家に帰って、何かおやつでもつまむことにします。
そうそう、「シニアの就職相談、結構多いですか?」とハロワで尋ねたら、「そうですね、80歳くらいの方まで相談に来ますね」だそうです。80歳で仕事探しか…気が遠くなりそうでした。