カオスにあったモノたちを片付けでどこかに収納すると気持ちは晴れますが、片付けられたモノたちはキレイサッパリと忘れ去られてしまいます。だから、よい品、大事にしているモノは仕舞いこむのではなく、目につくところにおいて、せっせと使わないと「無いのも同じ」です。つまり、本当にもったいない。

それで頂きもののダンヒルとか、ウォーターマンとか、数々のブランドボールペンを立派なケースから出して使い始めているのですが、とにかく替え芯が高いのに閉口してしまいます。今やボールペンなんて、「5本で100円」なんて値段で買えるものなのに、ブランドボールペンの替え芯ときたら、純正品だと1本で最低500円はするのです。

それで、安価な代替品を見つけてこれに手を出すとインクが出なかったり、僅か数日でインクがなくなったり。高価なものは維持費もまた高価ということです。どうしたものかな。

片付けてしまったものが忘れ去られない様にするにはどうするか? 答えは定期的な点検とリスト化ということになります。実物は見なくても、リストがあれば、かろうじて存在が確認されているので、いざ必要!という際に使うことができます。けれど、そんな忘れ去られていたものが「いざ必要!」となったことはこれまでに起きたこともなく。

ケチなのでモノを捨てることがなかなかできませんが、それでも意を決して少しずつ「断捨離」らしきものを始めています。すると何故こんなものが家にあるのか?と不思議なものがいろいろと発掘されます。

例えば、交通量調査とかで使っている「手押しのカウンター」、何をするつもりで買ったのでしょう。とうに捨てたとばかり思っていた古いスキャナーやペンタブレットなどのデジタルガジェットの歴史的な遺物の数々。(購入時の金額を考えるだけで茫然とします) これらのもの今後も使われることが考えられず、「例え有っても無いのも同じ」ということになります。

結局、「今無くて困っていないもの」はみんな捨ててしまえばいいのです。本当はね。そのことで「片付けた後のスペース」と「スッキリ」とした気持ちが手に入るのですから。けれど、一度手放してしまったものは元に戻らないし、必要ならば新しく買えばよいとは言っても、何だか悔しいし… まぁ、そろそろ人生の店仕舞いでも意識し始めたら、ざっくりと断捨離を実行したいと思います。まだ、ゴミ屋敷には至っていないしね。

愛猫のおーちゃんは時おり、今は遊ぶこともなくなった子供の頃のおもちゃの数々を、しまってある箱に頭を突っ込んで熱心に点検をしています。私がやっているのも同じことだな。

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