休み明けから締切の連続で、ずっとヒリヒリしています。会社でPCが強制的にシャットダウンしてしまう20時まで連日働いていて、おじいさんには相当にキツイのです。まぁ、後数日もすれば、一息つけそうなので、それまで何とか漕いでいきます。

それで、今日も短めに。持ち家にせよ借家にせよ、戸建てにせよマンションにせよ、都会にせよ地方にせよ、ほぼ全員に帰る家があります。だったら、そんな家の中で、用事がなければ、過ごしていればいいのにねと思うのです。

中学生くらいになると人は徐々に不幸になって、家に家族と一緒にいられなくなって、大学生なんていうのは不幸の極みの様なもので、つまらないところに行ってはつまらないことをやって、もっともっと不幸になる。

学校を出て勤め始めると、今度は不幸とか幸福とか考えなくなって、ただただ時間が経過することに身を委ねることになる。そして、やがて年老いて働けなくなって、久し振りに家に帰ると、初めて「しまった、もっと家に居ればよかったよ」と思い知ることになります。

勿論、人それぞれでしょうが、62歳となった今の私が、もし15歳の少年に戻れるなら、とにかく「家にいる」ことに執着したいと思うのです。平和な家で、テレビで再放送のドラマを見たり、本を読んだり、深夜放送のラジオを聴いたり、そんなことに全精力を傾けたいのです。

それでも、そこそこに勉強をして、そこそこの学校に行って、そこそこの会社で働く様な、せせこましい真似をして、どの時代も用事が済み次第に家に帰る。そんな2回目の人生を送りたいと思っているのです。勿論、家には猫ちゃんがいるのが必須ですけれど。

あぁ、明日は早く家に帰れるかなぁ。

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このエントリを書いているのは23時30分なのですが、東京郊外の我家の周囲はひんやりと涼しくて、エアコンの冷気とはまるで違った心地よさを感じることができます。このまま秋になってもいいんだよ。

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