とにかく日常は「衝突」だらけです。スーパーの通路でカート同士がニアミス、ビルの廊下を曲がった先でごっつんこ、コールセンターに電話して話が通じず不機嫌に… 思えば、部屋にでも閉じこもって、誰とも接点を持たない限り「衝突」は避けられません。疲れちゃいますよね。

「衝突」が起きると後味が悪くて、その後の時間をロスしてしまいます。「相手が悪いんだから」などと他責にして割り切れる性格ではなく、些細なことでも、頭の中に「ぐちゃぐちゃしたもの」が残ってしまいます。不思議と勤め先で起きる人的な「衝突」はダメージもなく、サバサバと割り切れてしまったりします。特に「お客さん」との間では、まったく尾を引かない。そもそも心の中では「衝突」が起きていないのかも知れません。

とにかく混んだところには行かない、譲れるものは何でも譲る、相手に期待しない/思い通りにはならないと考える、相手が誰でも丁寧な言葉を使う一声掛ける、大体、こんな秘儀を使えば「衝突」の8割方は回避できる様に思います。残りの2割は「天災」みたいなもので、こちらが幾ら用心していても降り掛かってきてしまうものです。

文字通りの「衝突」として、スーパーの駐車場で、いつの間にかぶつけられていたなんてことがあります。まぁ、対策としては、誰も停めない様な駐車場の「遠くの端」にでも停めればよいのでしょうが、大変なんですよね、両手に買ったものを持っていたりすると。そうか、お米と油と2ℓのペットボトルは同じ日に買わなきゃいんだ。

「衝突回避策」の中でも、最強なのが「一声掛ける」だと思うのです。「ルールに従えば」「相手が年下」「急いでいる」…こちらが優先で「当たり前」と考える理由が幾つあっても、いいじゃないですか。先ずはこちらか「一声掛けて」みる。

「失礼!」とか「ごめんなさいね」とか「ありがとうございます」とか「恐縮です」とか、私なんぞ、臆面もなくどんどん口に出して、衝突を回避する様にしてしまいます。いい人なんじゃなくて、後でイヤな思いをして大切な自分の時間を失いたくないから。
それに、こちらから「一声掛ける」と相手も同じ様に「どうも」とか言ったり、会釈をしたりしてくれるものです。こういうコミュニケーションが見知らぬ誰かと普通に取れるという安心感、よい国に、よい時代に生まれてきたものです。


車同士の会話って面白いですよね。先に行けというパッシングだったり、「どうもありがとう!」のハザードランプだったり。それから、運転席で律儀に手を挙げたり、お辞儀をするドライバーまでいます。車同士の衝突は気持ちの問題だけでなく、お金まで掛かってしまうので、みんな、回避が習慣化しています。そんな中、「あおり運転」に出会うというのは天災ですよね。すぐに「回避」です。

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