いよいよ2025年が始まりました。改めて「あけおめ」です。誰にとっても、今年が最高の一年になります様に。今年もよろしくお願いします。

さてさて、私は4月に63歳になります。早いものです。この国の男性の平均寿命(81.9歳/2023年)まで、何と20年を切ってしまいました。これは、人生の75%を終えたことになります。お皿の上のステーキも残り僅かで、それは「お腹いっぱい」なのか「残りこれだけしかない」なのか、何とも判断がつきかねるところです。

最近よくみんなが口にする「健康寿命」を考えるならば、2022年の調査で日本人男性は「72.57歳」だそうで、こちらに至ってはもはや残すところ「10年」です。こういう統計を見ちゃうと、誰でも「早く遊んでおかなきゃ」と思っちゃいますよね。でもね、10年間、旅行したり、趣味に没頭したり、そんなことばかりをしていたら、うんざりしちゃいますよ、私は。

日本人の平均寿命がよその国に比べて長いのは、過度の「延命治療」をしているからだという話を聞いたことがあります。そうなんでしょうね、治る見込みも薄いのにうっかり延命治療を始めたら、もはや誰もそれを止めることができず、ベッドの上で身動き一つできずに辛い思いのままに最期を迎える。考えただけで、ぞーっとしてしまいます。

それで、目出度き新年早々に私が思うのは、とにかく今年は「無理をせず」に、当たり前を生きていけます様にということなのです。楽をするのではなく、無理をしない。無理をすると、結局はそのことがどこかで、悪いことにつながってしまう様に思うのです。今までずっとそうでしたしね。

とは言っても「無理をしない」というのは、結構に難しいものだったりします。例えば、会社において、定時になったから、今日やらねばならない仕事があっても、そのままにして帰ってしまう。これでは「無理をしない」ではなくて、単なる「ダメ」な人です。

きっちりと定時になれば、その日になすべき仕事が終わっていて、悠々と家に帰っていく。そのためにはその日一日をどう過ごせばよいかを考え、己がキャパシティを理解して「できない仕事」はきちんと断る、もしくは期日を交渉する、そんな「目くばせ」の末に「無理をしない」がある様に思うのです。

去年は途中で、職場での「業務内容」が大きく変わってしまい、それをこなす必要があったことから、随分と無理をしました。というか、自分でコントロールできない状況だったのです。62歳にもなって、月に40時間以上も残業をせざるを得なかったのですから。数ヶ月を経て、「新しい業務」も随分と板についてきましたけどね。少しは要領よくこなせる様になりました。

去年は仕事で「無理」をしたことがたたって、土日はもっぱら「ぐたーっ」と休んでばかりで、本当はしたかった「庭いじり」も殆どできませんでした。但し、これは「逆もまた真なり」で、土日に「庭いじり」を頑張ってしまって、筋肉痛で会社を休みますなんてことにならない様に「無理をしない」ことが大事なのです。

仕事だけでなく、庭しごとだけでなく、何事も適度に、スマートに、自らがコントロール権を持って、「無理をしない」で一年を過ごす。これが私の「今年のテーマ」ですかね。すぐにグダグダの海に飲み込まれてしまうと思うけど。

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9日間もあった年末年始のお休みも、いつの間にか「半分」以上が過ぎてしまいました。昔と違って、世の中は明日から「平常運転」という感じですが、あとしばらくはお休みさせてね。

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