植物の名前をすぐに教えてくれるアプリがあるというので、いろいろと探していたところ、今さらながら、Google lenzに出会いました。説明の要もありませんが、Google lenzとは「目の前にあるものを調べる」ツール（アプリ）です。 Google lenzは植物だけでなく、ものや人についても特定をし、すぐに情報を提供してくれます。
いろいろと遊んでいる中に、便利な用途を見つけました。使っている製品や、製品で使われている消耗品が正しく特定できるのです。電球、ボールペンの替芯、プリンターのインクや、テプラのテープなどなど、本体もしくは交換するものをパチリとカメラで撮影すれば、それが何かをすぐに教えてくれ、それを販売しているサイトやオークションサイトまで連れていってくれます。今まで、随分と無駄な時間と、商品の誤購入にお金を費やしました。
さて、そんなGoogle lenzに我が家のダークサイド（お隣りの家との間の日の当たらない土地）に勝手に生えてきた木の正体を調べてもらうことにしました。実は何日か前に、テレビで太陽光パネルの下で栽培をしている「サカキ」という神事で使う木を紹介しているのをみて、「？この木どこかでみたなぁ」となったのです。そして、我が家のダークサイドに生えたのは「サカキ」ではないかと思った訳です。サカキはツバキの仲間の植物で、ネットで調べると葉や樹形が類似する植物も多くある様子で、家の子はいったい、誰なのかをこの際、明らかにしたくなったのです。 いそいそとスマホをもって、正体不明の木に向かいます。Ggoogle lenzを起動し、繁った葉の部分をパチリとカメラでとります。さて、ご神託は如何に？ 答えはどうやら「ほんさかき」のようですが、他のツバキの仲間も候補にあがってきます。まぁ、今日はここまでで満足です。納得してダークサイドを後にします。
さて、スマホを手に玄関を開けるとおーちゃん（メインクーン）がお出迎えをしてくれました。そして、おーちゃんもパチリと撮影します。おーちゃんは我が家で唯一の血統書をもつセレブです。立派なメインクーン種であることを疑っている訳ではありませんが、カミさん曰く「耳が典型的なメインクーンとは違う」「耳に長い毛が生えていない」のだそうです。ちょっとした疑惑が生じていたのです。さて、Google lenzからの回答ですが、すばり「メインクーン♪」と即答をいただきました。
少しでも疑ったことを詫び、おーちゃんの頭を撫でるとうれしそうに押し返してきました。
