いよいよGWが始まりました。私の日程は3日休んで、2日働いて、5日休む。お休みの日にも働いている人には感謝ですが、みんなが働いているときに働き、みんなが休んでいるときに休む、私にはそれが一番しっくりきます。

「やる気、元気、根気」というフレーズ、昔から「XX式」みたいな場でよく使われます。卒業式とか、入社式とか、新年度の始まりの日の朝礼とか。ひねくれたことを言い出さなければ、いい言葉ですよね。けれど、こんな言葉だけで奮い立つ様なピュアな大人は滅多にお目に掛かれません。

私、思うんですよね、やる気も元気も根気も、生まれるべくして生まれるものだって。

以前のエントリでも書いた様な気もしますが、仕事、働くことにおいて一番大切なことは「自由」だと私は思っています。「ふざけんじゃねーよ」なんて、(職場には必ずいる)怒ってばかりの怖い人の逆鱗に触れそうですけど。

仕事における自由とは、①自分で意思決定できる ②仕事の段取り/手順を自分でつけられる ③仕事のやり方・進め方が任されている ④ちょっとしたブレイクが好きなときに取れる こんなところでしょうか。

①:意思決定 これは仕事で自分の能力が認められるに従って、段々と対象が広がっていくものですよね。当然ながら責任を伴うので、「心配しい」の私としては、それ程に「自分で事態の趨勢をコントールしたい」という思いはありません。特に「退職後の再就職」以降は。

②:段取りの自由 これは私にとって、とても大事なことで、先ずはこれを自分の思いをもって組み立ててからでないと、仕事がまったく捗りません。始まりがあって、途中にこんなことが起きて、お終いはこんなことになる、ここまでのイメージが頭の中にあるからこそ、仕事は面白い様に思うのです。

③:やり方の自由 ②と似ているようですが、これは「プレイヤー」としての自分のお作法、技能といった部分の『自由』のことを言っています。ああして、こうしてと、作業のやり方まで、ガチガチに決められてしまうと、それはもはや、私にとっては「苦役」でしかありません。安全確保が必要な現場ではそんなことは言っていられませんが、そんなに深刻なところで「心配しい」の私が働くことはないのです。ちょこちょこっと「自分なり」の領土を拡大していく、これが面白い訳です。

④:ブレイクの自由 人それぞれに「疲労回復」「気分転換」のタイミングは違います。これを一律に、何時から何分間休憩!などとやられるのは、私にはかなりキツかったりします。

こういう「仕事の流儀」って、誰もがそれぞれに持っていて、それはそれは長い時間を掛けて我が身に沁みついたものです。けれど、再就職、特にシニア以降の場合、なかなかに「自分の流儀」を受け入れてもらえるところは少なかったりします。それで失望して、辞めちゃう。

だから、自分の流儀で働ける場所を見つけることができたら、「やる気、元気、根気」というのは誰に言われずとも、自ずから生まれるものの様に思います。そんな天国の様な仕事、年取ってからは、なかなか出会えませんけどね。

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庭のカボス、驚く程に多くのつぼみを付けています。あと数日もすれば、真っ白で可愛らしい花が咲くのです。ということは、今年もかぼすは豊作です。夏の終わり頃から収穫ができますが、とても我家では食べ切れる量ではありません。迷惑承知で、いろんなところで配っちゃうことにしますかね。待っててね。

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