この間、線状降水帯に見舞われていた日に、表を歩いていたときに、強いビル風が突然に吹いてきて、傘の骨がぐんにゃりと曲がってしまいました。途中で新しいものを買ったのですが、壊れてしまったものを捨てる場所がなく、結局、大雨の中、家まで持ち帰ってきました。傘をさしながら、傘を持っている。奇妙な感じがしました。
毎日の様にポストに届くDMの処分に時間を掛けています。宛先に記された住所と名前を細かく裁断するだけでなく、気を付けて中身も確認をしないと私の情報が何ヶ所にもプリプリントされています。私の個人情報なんかに何の価値もありませんが、気持ち悪いじゃないですか、ゴミに出したものがどこかに漂っていたら。
勤め先から所謂「社内報」を紙媒体でいただくのですが、これも取り扱いには困ってしまいます。会社の人の名前やら、写真やら、経営方針やらいろんなものが掲載されていて、裏表紙には「取り扱いには十分に注意して下さい」なんて書いてあります。一通り目を通した後に、まさか職場で捨てる訳にはいきませんので、自宅に持ち帰って、細かく裁断して破棄します。いろいろと気を使います。
一方で、紙で欲しいものが無くなってしまったり、「有償化」されてタダでは手に入らなくなってしまったりします。例えば、クレジットカードの明細書です。今、使っているカードが3枚あるのですが、その中2枚はそもそも紙の明細発行が無くなってしまって、必要であれば、WEBの会員サイトからプリントアウトしろ!ということになっています。
残りの1枚は、明細の発行/郵送費用として毎月99円が請求される様になりました。アホらしいので、明細書の郵送を不要としました。面倒くさいんですよね、わざわざ自分で明細を出力するのって。
こういった「情報」「データ」だけでなく、形あるモノも最近は分別が難しくって、処分に困ります。改めて確認したら、何と10区分以上もあるんですよ! 素材、形状、大きさ、本当に判断に困ってしまいます。結構、細かいことが気になる質なので、しょっちゅう市役所に電話しては相談をしています。きっと、役所じゃ「また、あのオヤジから電話だよ。いいんだよ、適当にやってくれればさぁ」なんて言われているに違いありません。
愛猫が「ガリガリ」と爪とぎをする高さ1m程度の大きさのポール状のものがあります。これ、傷んでしまっても、寸法が大きくてそのままにゴミに出せないので、回収をしてもらうには小さく切断をしないといけません。これが面倒なので、ボロボロになった古いものを使っていない部屋に3つも放置しています。
愛猫からすると、そのままにはしておけないらしく、毎日この部屋に入っていっては丹念に3本をガリガリとやっています。「早く処分して下さいよ、毎日大変なんですから」そんな風に言われている様な気がしています。