随分と涼しくなりました。夜などは寒いくらいです。毎年、10月の半ばころ迄は半袖のシャツで過ごしていた様に思うのですが、今年は早々に何か羽織ったりしないといけないかも知れません。一年も残り100日、日々が過ぎるのが毎年加速しています。

一日の間に複数の用事や、やりたいことをこなすことができなくなってきました。体力的な問題ではなく、気持ちが続きません。そう、面倒になってしまうのです。今日は医者に薬をもらいに行って、戻ってからプールで泳ぐ、なんて予定を立てたとしても大体がそのとおりにはいきません。この場合であれば、医者から戻ってきたら「お終い」です。

そして残るのは後味の悪い「できなかった感」ということになります。そう、昔、金曜日に会社から家に仕事を持ち帰って、結局何もせずに月曜日を迎える、そんな気分です。最近は「仕事を家に持ち帰る」なんて、御法度ですけれど。

そんなこんなで、最近は「一日にできることは一つ」と決めて、丁寧に慎重にそれをやる様にしています。そうすると随分と気持ちに余裕ができます。「二兎を追うものは一兎をも得ず」、今更ながらに格言の重さに頷くばかりです。

それで、三日に一度仕事に出掛けるときも、最近はいろいろなものを持っていかないのです。行き帰りの電車の中や、休憩時間に読む本だとか。「この時間は仕事をしているだけ」と割り切って、ただ目と耳と頭を休める様にしています。本を読んだり、いろんなことを考えたりするのは職場を出てからでよいのです。

何だか無気力な生活ですが、誰かの本のタイトルにあった様に「悠々と下り坂を降りている」と勝手にイメージしては、できることを一つずつこなしているのです。それが結局、一番効率的だったります。失敗も少なく、ムダもありませんしね。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。