誰にも止めらないものは「かっぱえびせん」と老化です。今、頭の中で、「やめられない、とまらない、かっぱえびせん♪」というメロディが流れたでしょ。

さて、生活のいろいろな局面で「だめだなぁ」と思うことが増えてきました。もともと「ダメ」なのですが、老化による悪化が加速している様に思います。例えば、すぐにモノを取り落としてしまう、人の名前が出てこない、漢字がどんどん書けなくなる、買物に行っても買い忘れが多い、何か起動するときに「よっこいしょ」とか「よっこらせ」とか言う… これは相当にヤバい状況です。老化というか、認知症すら疑われます。そんな中、ここ数年、非常に涙もろくなっている自分がいるのです。そうです、「箸が転んでも泣いちゃう」のです。

ここしばらくの間で私を泣かせたものと言えば、↓こんな感じです。
●朝倉あやさんの歌:声だけで泣けます ※youtubeのリンクを貼っておきます
●松山英樹選手のマスターズ優勝:解説の中嶋プロが泣くから、完全にもらい泣き
●米国女子ソフトボールチームのアボット投手の日本での暮らし動画:これは号泣しました ※youtubeのリンクを貼っておきます
●「ドキュメント72hours」というTV番組でみた「漁師さん」たちの笑顔:みんな素敵な笑顔なんですよ

年をとると涙もろくなるのは「大脳の中枢の機能低下」が理由で、感情の抑制機能が低下したからだそうです。但し、感情が抑えられなくなる訳ですから、「涙もろくなる」だけなら、まだしも、「怒りっぽく」もなります。暴走老人なんて言葉も今やフツーの日本語です。他人事ではなく、私も「瞬間的にカチン!」と来ることが若い頃よりも増えた様に思います。本当に反省です。但し、老化により体力、持久力はないので、これが、その先の何かに形を変えることもありません。それに、カチン!と来たこともすぐに忘れてしまうという見事な都合のよさです。これから来る高齢化社会とは、エキセントリックで殺伐としたものかも知れません。「静けさに包まれ、すべてが黄昏に溶けていく」なんてことにはならないみたいです。

自分の「涙もろい」を分析するに、私は「きちんと普通に暮らしている」「普通の先にあるものを信じて、淡々と生きている」という人たちの映像を見ているとどうやら涙腺が崩壊するらしいのです。何だかな。
自分が幸薄い人生を送ってきた訳でも、今が不幸な訳でもないのですが、不思議です。

アボット投手の動画、貼っておきます。本当に感動しますよ。アボット投手と日本での仲間たち、そして美しい映像を見る度に何度でも涙がこぼれてしまいます。見る場所を選びます。気を付けてね。

朝倉あやさんの動画も貼っておきます。衝撃を受けますよ。彼女の声、歌の力に。この国に生まれたこと、この時代に生きていることに感謝です。

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