庭の柑橘類、今年も頑張っています。今日、お留守番の一環で庭の草むしりをしていたときに、今年の結実を確認をしました。かぼす:50個以上、レモン:10個ぐらい。それで、正体が分からない球体が20個ぐらい。

これ、レモンの「接ぎ木の元(台木)」らしい柑橘類の実で、接ぎ木されたレモンにすべてを乗っ取られずに、幹の脇からにょきにょきと生えてきた枝に実ったものなのです。何でも知っているgoogle先生に尋ねたところ、どうやら、これは「からたち」の様なのです。

からたちの実は食べられない様子で、少し残念なのですが、お風呂にいれると健康によいらしく、それに「役に立たなくても家の子」なので、大事に見守ることにします。

さて、人間は何にでも飽きてしまいます。どうやら、これは人間をニンゲンたらしめている心のメカニズムらしいので、「飽きっぽい」というのもあながち悪いことではなさそうです。私は「ハマる」とかなり入れ込んでしまう質なので、昔は随分といろいろな無駄遣いをしてきました。

最近は物欲、収集欲も失せてきているので、そんなことは起きませんが、20年くらい前まではしきりにいろんなものを「収集」してきました。何かの拍子で「コンプリートの病」に襲われてしまうと、せっせと「不足分」を探し求める日々が始まるのです。

ジャズの名盤を紹介する本があって、それまで大してジャズなんて聴いたこともないのに、この本で紹介されている名盤×100枚を2年くらいかけて収集したこともありました。当時は外国に旅行に行っても、ダウンタウンのCD屋さんで日本では手に入らないものを懸命に探しましたからね。そう、あれはまだ、配信なんてものが無かった頃のお話しです。

それで、100枚はコンプリートできたのか、結果は100枚を目前にして、突如「飽きて」しまったのです。あの熱狂が嘘の様に、「もういいや」となったのです。その後も、いろんなものを集めましたが、その殆どが、途中で「飽きて」しまうのです。

それで、私が悟ったのは「いずれ飽きるので、それまではコンプリート病に付き合うしかない」ということでした。根本治療にはなっていないのですが、「しょうがねぇなぁ、いずれ飽きるでしょ」ということで、この病を受け入れたのです。

「収集欲」も枯れてしまった今では、家の中に残る「収集の名残、残骸」みたいなものを眺めて「何でこんなものを集めたんだろう?」と思うばかりです。まぁ、あまり高価なものにハマらなかったのが、不幸中の何とかです。

それで、一番最近、私が飽きたのは「コーラ」なのです。収集とは違うのですが、ここ3年位、ほぼ毎日コーラを飲み続けていたのですが、さすがに最近は食傷気味で、ついに買い置きのペットボトルにここ数日は手が伸びません。まぁ、健康には良さそうですけど。嗜好が変わると病気の兆しとも言うしなぁ…

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明日は早くもカミさんが検査入院を終えて、家に帰ってきます。朝、車で迎えに行ってきます。検査でぐったりしてしまう人もいるらしいので、少し心配ですけどね。愛猫も尻尾を長くして待ってるよ。

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