今、トランプさんの「関税」で世界が大騒ぎしています。そもそも関税って「どっち」が払うのかと言えば、「輸入者」が国に払います。「輸入者」はこの分を販売する際に価格に転化するので、最終的には購入者、消費者がこれを支払うことになります。

だから、日本国内のメーカーが米国に輸出をしようとすると、米国の輸入業者が「輸入をやーめた」ということになります。まぁ、買い手が「買わない」となったら、売り手としては大打撃です。ちなみに、「関税分の値引き」については、値引きした金額が課税対象になることもあるのだとか。

関税でお金を取って、更には(膨れ上がった販売価格の)消費税でお金を取れるので、国の税収入はどんどん膨れ上がります。上手い話ですが、当然ながら価格が高くなれば、消費者はモノを買わなくなってしまいます。

だから、関税が掛かっていない安価な国内製造製品を買ってね、それで国内産業を再成長させてねということなんでしょうけれど、グローバル化がこれだけ進んだ世界で、自国内で製造した製品だけで日々の暮らしが成り立つことはありえないでしょう。

すると止むを得ず高関税が掛かった多数の商品の価格が高騰してしまい、それに伴い生活者の給料も上げねばならず、今ですら問題となっている米国のインフレが更に進んでしまいます。これにより、二極化する貧富の差が更に拡大し、持たざるものはもはや立ち直ることもできなくなり、失意と絶望により「無敵の人」が大量に生まれ、人心の乱れが今以上に大きくなってしまう。そうなれば、国体の維持すら危うくなってしまう。

「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃありませんが、今起きているのはこういうことですかね。知らんけど。勿論、売先が無くなる我が国の製造業も大打撃です。どこかよその国で、たくさん日本製品買ってくれないかな。

さて、私の家は行き止まりの坂の上にあって、さらには私道を経由して坂のてっぺんに出るのですが、この私道の突き当りに車が止められていることがしばしばあるのです。家の車が出せないか、出せるとしても本当に気を使ってスレスレのところを車を通さねばなりません。

短時間の荷物の積み下ろしであれば、仕方がないのでしばらく待っているのですが、ときに数時間以上も停めっぱなしのことがあって、これが思わぬ渋滞を巻き起こしてしまいます。今日もそこに大きな介護タクシーが乗り込んできて、強引に私道の中に車を入れてしまい、アイドリングしたままで利用者を待つという事態になってしまいました。私道の入口には駐車した車があるし、これでは何とも身動きが取れません。

外出先から車で戻った私はしばらく坂の下の方で、車に乗ったままで待っていたのですが、数分が経過しても何も事態が変わりません。仕方がないので雨の中、車から降りて、先ずは介護タクシーの運転手に、ここをそんな風に使ってはいけないと注意し、車を移動してもらいました。分かりました、すみませんとは言うものの反省の色はまったく無し。

それから私道の入口に駐車をしていた人が騒ぎが静まった頃を見計らって近所の家から出てきたので、この人にもそもそもが違法駐車なのだから、ここに停めていけないと注意し、常習犯的に度々停めているので二度と停めない様にと伝えました。こちらも、すみません、気を付けますとは言うものの、まったく悪いとも思っていない様子で、更には車をどかすこともしません。

こういうの本当に不愉快で、疲れてしまいます。駐車違反は、スマホで撮影して警察に連絡すると自動的に切符が切られるなんてことにならないでしょうかね。それにしても、いつからこの国は自分の行動が誰かの迷惑になっていると想像できない様になったのでしょう。それに「怒られたら、誤ればいいや」なんていうふてぶてしい態度が当たり前になったのでしょう。この国こそ人心が乱れているのかも知れません。

*****
気になっていた曲があったので、オークションサイトでその曲が入っているCDを買いました。それで、家に到着して、じっくりとジャケットを見たところ、何だか見覚えがあるのです。あちゃー、既に持っているものを買ってしまいました。昔はこんなこと無かったのにな。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。