やっと虫歯の治療が終わりました。たった1本に5ヶ月間、長かった…途中、何度も別の歯医者さんに「かかり直す」ことを考えましたが、面倒なのでズルズルと治療を続けてしまいました。しばらくは歯医者さんはこりごりです。
いよいよ今年も残すところ1ヶ月を切りました。今年はいろいろなことがあった年で、きっとこれから何年が過ぎても「あぁ、あの年ね」と思い出すことができそうです。ちなみに35歳の一年は? 48歳の一年は? 55歳の一年は?なんて、私は振り返ることはできません。ただ、ぼーっと過ごしてきてしまったんですかね。
そんな中でも、今年、最大の出来事は「無職」になったということでした。僅か2ヶ月半の「無職」でしたが、自分のことをより知ることができた貴重な期間でした。
何をやるかでも、何をやりたいかでもなく、何になりたいかでもなく、何を成し遂げたいかでもなく、私というものは、結局、ただ「時を忘れて、何かをしている」ことができれば、それで幸せということが分かりました。これって、私だけのことでなく、みんな同じですよね。
逆に言えば「時を忘れることができない」何かをしてはいけないし、そんな場所には行ってはいけないし、そんな人たちには係わってはいけないことがよく分かりました。もはや「我慢」や「辛抱」をしている時間も残ってはいないので、懸命に「時を忘れてできること」を探して、それが見つかったら、そこにニコニコと没入するだけです。既にそれを見出している人は超ハッピーです。
仕事でもいいし、趣味でもいいし、ボランティアでもいいし、資格チャレンジでもいいし。そこには優劣もなく、価値の有無もなく、硬いも柔らかいも、甘いも酸っぱいも、暑いも寒いもなく。他の誰のこともどうでもよくて、「時を忘れて、何かをしている」ことは最高に贅沢で、幸せなことだと「無職」が教えてくれたのです。ただ、少し時間を持て余しただけなんですけどね。
それで、今の私は久し振りに「時を忘れて」時間を過ごす毎日を送っています。よい仕事に出会えました。ちまちまとした自分の性格にも合っていますしね。出社してから退社まで、少しも長いと思いませんからね。それに、休日の時間も同じ様に瞬きをする間もなく過ぎ去っていきます。ありがたや。
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そうそう、今朝、いつものように血圧やら何やらの薬を飲んだのですが、うっかりしており、ストックがまったく無くなっていたのです。それで、歯医者さんのところから戻って、すぐにホームドクターの先生のところに行き、処方箋を出してもらいました。
これで一安心と思って、夕方に近くの調剤薬局に行ったのですが、どこにいっても「この薬はありません」とか「注文をするので来週取りに来て下さい」とかいった状態で入手できません。
何日か飲まなくても命に別状はありませんが、何となく「イヤ」じゃないですか。それで、5軒ほど聞いて回った後に、ようやく欲しかった薬を手に入れることができました。よかった。
それで、今は「薬不足」だと聞いたこともありますし、これから、少しずつストックを貯めておいた方がいいかなと思ったのです。50日サイクルでホームドクターの先生のところに通い、都度60日分の処方箋をもらう。これだと、1年間で凡そ70日分のストックが蓄えられます。何とも地道な作業です。
万が一、薬の流通がストップする様な混乱が生じることがあっても、2ヶ月半は凌ぐことができます。この期間で事態が好転しなければ、そもそも薬の心配をするどころの話ではありません。そんなことが起きないことを祈るばかりです。