職場で12月に忘年会をすることになりました。忘年会って、いつ以来なのでしょう。正しい忘年会のやり方をすっかり忘れてしまいましたよ。確かBINGOとかしていましたよね。ちなみに、私、一度も最初に「BINGO!」なんて叫んだことはありません。あてもん、ダメなんですよね。
結局、自分にとって本当に大切だった人たちのことはずっと忘れないのです。誰だって、みんな同じ。どこかで互いに違う道を選ぶことになった人たち、あんなによくしてくれたのにいつか疎遠になった親戚のおじさんやおばさん、一緒に暮らした動物たち、そして、父母…
もはや消息も分からず、既にこの世にいない人たちが大半になってしまいました。今でも毎日、「思い出す」のではなく、常に心の中にいる様な気がしているのです。あんなに素晴らしい日々を身勝手に、相手のことも思いやらずに、ヒドイことを私がしてきたというのに、皆、私の心の中に静かに佇んでいる様な気がしているのです。
何だろう、特に美しい風景の中にいたり、美味しいものを食べたり、満たされた気持ちになると、そんな大切だった人たちの存在を強く感じてしまいます。「こんなところに連れてきてあげたかったな」とか「もっと一緒にご飯を食べたかったな」とか。
今さらどうにもできず、そんなことをぼーっと考えても仕方がないことですが、今の私でできるせめてもの罪滅ぼしは、きっと「一緒にいると感じる」、それだけなんでしょうね。本当に安易で、勝手なことを言っています。
今日（11/17）のランチに、よくある街のコーヒーショップで、美味しいパンを食べ、コーヒーを飲みながら、そんな大勢の人たちのことを考えていました。お金なんて幾ら掛かってもいいから、何を代わりに差し出してもいいから、今この場所で、みんなに同じ食事を振る舞うことができ、一言でも言葉を交わせたら、どんなにか良かったのに。
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今日（11/17）は嬉しいニュースと悲しいニュースがありました。嬉しいニュースはメジャーリーグ：大谷翔平選手の二度目のMVP受賞です。どれだけ日本の、世界の野球ファンを楽しませてくれたことか。本当におめでとうございます！
そして、悲しいニュースはシンガーソングライターのKANさんが亡くなったことです。大ヒットした「愛は勝つ」ばかりが取り上げられますが、どのアルバムも、どの曲も名曲だらけで、ずーっと昔から私は彼の大ファンだったのです。そして、これからも。ご冥福をお祈りします。
それで、私が一番好きなKANさんの曲は「小さき花のテレジア」。ようつべにもひっそり上がっているので、一度聴いてみて下さいな。
