昨日は父母の墓参りに行き、帰り道で買い物(初買い)をしました。最近はどこも元日から営業をしていて、1月2日ともなれば、もはや「通常運転」です。昔は3日まではプラプラと家で過ごしていて、4日に会社に行って、会社でもその日の午後は職場のみんなと初詣に出かけるなんて呑気な過ごし方をしていました。

「思い立ったが吉日」ではありますが、それは何も後先を考えずに動き始めることではありません。用意周到に準備をして、然るべきタイミングで計画を行動に移す。これが責任のある大人のやり方。けれど、最近は「それもどうかな」と疑っているのです。

「この条件を満たしたら、次のプランに移行する」なんてことを考えていると、いつまでも「次のプラン」には移動できないのでは?と、自分を疑っているのです。準備を進めている間に「今のままでもいいや」とか、望んでいるものと現在が「程度の違いでしかない」とか、どんどん考えが日和っていってしまいます。

孟子先生も言っています。「水は低きに流れ、人は易きに流れる」。孟子先生が今から2300年程も前に見つけた人間の真理、というか「ダメな人の真理」は今も有効です。

かと言って、少し飲み過ぎた勢いでポーンと今いるところから飛び降りてしまうと、それが大して高くはなくても、大なり小なりケガをしてしまいます。けれど、ケガを承知で飛び降りて、そこから発揮される己の生存本能に期待するというやり方もある様に思います。

何せ60歳ですから、これから先に待っている未来などタカが知れています。一方で別の見方をすれば、かろうじて体が動いて、気力もある、これから数年が最後の「頑張り時」でもあります。私が今、65歳だったり、70歳だったりすれば、こんな世迷言を言うこともないのでしょうけれど。僅かでも選択肢がある様に思える「今」は幸せということです。

今年は「幸せにまっしぐら」と決めたばかりですし、いろいろと考えて、いろいろと試しながら、あーだこーだとウロウロしながら毎日を夢中で過ごすことができれば、きっとよい1年なのだと思います。とりとめもなく、首尾一貫もせず。

大晦日から食べているおせち料理に飽きました。そろそろ「普通のもの」が食べたいなぁ。唐揚げとか、生姜焼きとか、カレーとか…

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