今日(1/25)は愛猫の8歳の誕生日でした。随分と寒い時期に生まれたものです。それで、ネットで評判のよいオヤツをプレゼントに用意しました。結構に好き嫌いがある子ですが、これは気に入ってくれた様子で、幾らでも「もっと頂戴!」とせがんできます。
富士山麓の清らかな水で育ったニジマスをフリーズドライにしたものだそうです。五つ程の小さな切り身が入ったパッケージ(15g)が大体¥1,000というお値段です。うちの子、高いものは大抵好きなんですよね。
さて、先日のエントリで、近所のアパートの取り壊しが近々行われることを書きました。ところがその後、挨拶に来た解体業者のお兄さんからポケットティッシュを幾つももらって、ホクホクしているだけではすまなかったのです。
実はこのアパートの敷地のフェンスを背にしたところを、近隣住民はずーっと何十年もゴミ置き場として利用してきたのです。そう、50年とかそんな単位です。それが、このアパートの解体工事が行われることになり、ここが使えなくなってしまったのです。
本来、それぞれの家の前にゴミを出せばよいのですが、大昔に「一ヶ所にまとめて出してね」と市役所に言われて、何故かそのままに延々とその運用を続けていたのです。それはそれで不自由もなかったので。
それで、「もう使えない」と誰かが決めた日の午後に、ゴミ置き場に近いお宅の方がわざわざ私の家まで来て下さり、そのことを教えてくれたそうです。有難いことなのですが、代わりにどこにゴミ出しをすればよいのかについては言及がなく、どうやら、「お宅と近くの数軒がどうするかは自分たちで決めてね」というスタンスだったのだそうです。伝聞調なのは話を聞いたのはカミさんだったからです。
「お宅と近くの数軒」というのは我家+3軒で、この4軒は廃止されたゴミ置き場から少し離れたところにあったりするのです。大昔は家も少なかったので、かなり広域に渡って、今回のゴミ置き場に一緒にゴミを出していたのです。そんな日々が、ついに、突然に終わりを告げたのです。
カミさんは大慌てで市役所に連絡をして、事情を説明し、明日からどうすればよいかを相談した訳です。突然のことに市役所も即答ができず、何だかんだとかなり時間が経過した後に、ようやく我ら4軒のゴミ置き場を指定してくれたのだそうです。
指定された場所は、今までよりも格段に近くなるし、納得性の高い適当と言えるところでした。これなら、4軒みな納得できます。ところが、これで「めでたしめでたし」にはなりません。カミさんは残り3軒に、このことを伝えなければならなったからです。
ピンポンとインターホンを押しても、どこも不在で、結局、カミさんはお手紙を書いて、それぞれの家のポストに投函をしたそうです。明朝、みんなちゃんと新しい場所にゴミを出してくれるかなと、カミさんはその日の夜遅くまで心配をしていました。とほほほ…
それで翌朝、どちらのお宅も新しいゴミ置き場にゴミ出しをしてくれていて、我家はホッと一安心しました。しかも、顔を合わせた方からは我家の対応に、丁寧に御礼まで言っていただき、恐縮でした。そして、その数日後には別の家の方がカラス除けネットまで自費を投じて、設置までして下さったのです。まだ、御礼も言えていませんが、ありがたい話です。
いろいろとバタバタとしましたが、結果として、何だかほっこりすることが幾つか起きて、無事丸く収まったのです。(今度は本当に)めでたし、めでたし。
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間もなく1/25になってしまうのですが、とてつもなく「寒い」夜になっています。何でも、関ケ原あたりの自動車道では車が積雪で動けなくなって立ち往生をしているのだとか。みんな、何とかそこから脱出できます様に。