明日(1/27)はいつもの様に週末の買物に出掛けます。車でディスカウントストアとドラッグストアをハシゴするのです。どちらか一方にしか無いものがそれぞれにあって、面倒なのですが2軒を巡るのがお約束になっています。
いつもディスカウントストアに行くのが先で、それからドラッグストアという順番になります。それには理由があって、ドラッグストアのとなりに美味しいパン屋さんがあり、中でも「自家製のプリン」というのが絶品なので、毎週の様に買ってしまうのです。
生もの?なので、少しでも早く家に帰って、これを冷蔵庫に入れたい訳です。「細かい質」なんですよ、私って。とにかく「大局よりも細部が大事」、ずっとこの芸風でやってきたのです。今更、変わる訳がありません。
さて、本当かどうかは分かりませんが、盛んにようつべなどで「世界が日本文化に夢中」と言ったコンテンツが上がっています。アニメ・マンガを筆頭に、映画、料理、鉄道システム、スポーツ、マナーなどなど、本当かよ?と思う程に持ち上げられています。
みんなが「いいなぁ」と思ってくれるのであれば、素直にありがとうございます!と言ってしまいます。別に私が何に貢献している訳でもありませんけどね。でも、正直、「安くて旨いモノ」にこんなにも満ちている国はどこにもないのかも知れません。
外食をするにしても、東京のビジネス街のど真ん中であっても「¥1,000」も出せば、きちんとしたものが食べられますしね。もっと「手軽に」ということであれば、牛丼屋さんも立ちそばもあって、こちらは¥500+α程度で美味しいものが食べられます。
最近、職場の近くの牛丼チェーン店に、外国人観光客が大きなスーツケースをゴロゴロと引き摺りながら、大挙して押し寄せているのです。アジアの人も、欧米の人も、ラテン系の人も。こんな人たちとカウンター席で並んで、「牛丼」を食べるなんて時代が来るとは思いもしませんでした。
食べ物だけでなく、大してお金を掛けなくとも堪能できる「娯楽」の充実も、この国ならではの様に思います。真冬の時期を除いてはプロ野球、高校野球などが、特別な契約も無しに、フツーにテレビのリモコンをポチっと押せば見ることができます。(とは言ってもNHKという有料チャンネル契約が必要ですけどね)
それに最近では、出版社自らが人気のマンガの最新話をネットで無料公開していたりします。時には過去の名作を一気に無料で読ませてくれたりもします。一体、誰がどの様にお金を分配しているのか分かりません。まぁ、利用する人、楽しむ人がいてこそ成り立つのでしょうから、有難くキチンと楽しませてもらいます。
平和で安全なだけでなく、大してお金も掛けずに美味しいものを食べ、楽しいものに浸ることができる社会、私たちにとっては「当たり前」に思える世界が、外国の人たちに「素晴らしい」と思ってもらえるならば本当にうれしい話です。
けれど、最近の過度な「日本スゴイ」という風潮は、何だか「危うい」感じがします。私もその一人ですが、相当に「内向き」になっている様に思うのです。おかしな優越感に浸っていないで、本当はもっと外のことを見聞きしなければいけない様にも思うのです。幾つになっても青臭いことを考えてしまいます。
とは言っても既に「お年寄り」ですから、結局は「近くて、楽なもの」を選んでしまうのです。世界各国の高名な文化遺跡よりも、近場の温泉に行きたいなぁとか、そういうことです。
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「ゴジラ-1.0」、余りにも評判が高いので映画館に見に行きたいのですが、まだ行けていません。以前に「ゴジラ-1.0」の監督である山崎貴さんが監督した「三丁目の夕日」という映画を映画館で見て、周囲もはばからずに号泣してしまいました。
今回のゴジラも相当に泣けるという評判ですから、観に行く際にはハンカチを何枚も用意しないといけません。「おかしなジジイだな」と思われちゃいますかね。