最近の若者ときたら、本当によく頑張っています。年齢が上の層が、総じて「大志」なく生きているので、それを反面教師として、立派な若者が育ってきている様に思います。これだと何となく私の様な穀潰しでも、存在することに意味を見出すことができます。よかった….

会社が契約をしているレンタルオフィス、最近のカッコいい言い方だと「コワーキングスペース」というのがあって、時折そこで仕事をします。すると、オープンスペースに大勢の若者とたちがいて、みんなエネルギー全開で頑張っています。

大体、30代の後半といった人が中心で、若干男性の方が多いかなという感じですが、女性も結構いて、同じ様にパキパキと頑張っています。どちらかと言えば、女性の方が「年長」の人が多い様に思います。みんな、元気です。

私が出掛けていくところは企業による利用契約よりも、自ら起業した方々が「自分のオフィス」として使っているケースが圧倒的に多く、オープンスペースであっても、ここかしこでお客さんとの商談や、ビジネス会議が行なわれています。

それは、対面であったり、Zoomの様なWEB会議システムであったりします。みんなすごいダイナミズムで、周囲の人に商談や会議の内容が聞こえてもお構いなしです。とにかく、がむしゃらで一直線、脇目もふらずという迫力が漲っています。そして、これが今の時代の仕事のやり方なんでしょうね。

みんな、いろんな選択肢がある中で、敢てリスクをとって、自分のやり方で、自分のやりたいことを、自分が持てる力のすべてを駆使して追い求めているんだろうな…. などと勝手な想像をしては、「頑張ってね」などと心の中でエールを送ったりするのです。

きっと、こんな風に頑張っている若者たちが、この国を、世界を確実に前へと進めてくれるのです。もはや同じ場所にいることもできず、「老害」にさえなれない私にできることは、次の世界のよき「利用者」「消費者」であることだと思っています。

試しもせずに近寄らないのではなく、若者が作るサービスや製品を「それ、面白そうだね」とか「ちょっと使ってみるか」とか「一回に食べてみるか」とか、そういうTRYをしてみるということです。うれしいもんですよね、自分がこしらえたものを誰かが手に取ってくれるって。

それで、神さまが私をもう一度20代、30代に戻してくれたら、こういった「自分の腕一本で道を切り開く生き方」を選ぶかと考えると、答えは「選びません」だったりします。私、昔から「リスク」をなかなかに取れない質なんですよね。

まぁ、人それぞれですから。それに「リスクを取らない様に臆病に生きていく」と言うこと自体、大変なリスクだったりもする訳ですし。いつだって、どこにだって、正解もなければ、間違いもないんでしょうね。

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今週は平日が一日少なかったのですが、何だか随分と疲れました。元旦の地震で被災した方や、現地で救助・復旧に携わっている人たちからすると、何の苦労も、大変なことも無かったハズなのに。情けない… 週末は少し「ぐったり」とすることにします。

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