会社周辺のランチ事情、何を食べるか無限に選択肢があります。値段も、都心のど真ん中なのに、目をむく程に高いことはありません。ピーク時間にはどこも大行列ですけどね。
さて、ようやく同じ職場にいる30名程度の方の名前と顔が一致する様になりました。私と同じか、少し上!くらいの方が多い職場なのですが、みんな「職場の人間関係」にはとても気を使っています。若い頃に、何度となく、それに苦しめられてきたので、とにかく「同じ轍は踏むまい」と用心をしているかの様です。
何人かの方にはランチを誘っていただいたのですが、毎日連れ立って同じメンバーで食べに行くということはないのです。言うならば「近からず近からず」の距離で接しているのが、暗黙のルールということが段々に分かってきました。
みんないい大人(おじいさん)なので、こういう薄い関係を維持継続することが何も苦にならないのです。私も昔から「みんなと一緒」が苦手な方なので、こういった職場の雰囲気にはホッとしました。お昼の1時間の休憩時間を本当に好きな様に使うことができます。
人は誰でも言われたくないことや、されたくないこと、踏み込まれたくないことがあって、そんなものが発生して「カチン」と来るのは当然ながら「接点」があるからなのです。そんなことが起きない様に気を遣うくらいなら、そもそも不必要な「接点」を減らすというのが、賢い?、枯れた?知恵という訳です。
それに、みんな「自分がこうしたい」と思うことがきちんと確立していて、会社には「働くこと」以外のものを求めていないという「さらさらとした」雰囲気があります。もはやエラくなりたいもなければ、誰かに勝ちたいもなく、みんな自分の役割だけをしっかりと全うすることに集中しています。まだ、何も分かっていませんが、「よい感じ」がしています。
私もできる限り早く、この空気にしっかりと馴染みたいものです。まだ、少し、「いい子にみられたい」と頑張ってしまっているところがありますからね。「郷に入れば郷に従え」昔の人は、よく人間のこと、社会のことが分かっていたのです。
さて、明日は大好物の「立ちそば」でも食べに行くことにします。一人でぷらぷらと散歩をかねて。google mapで調べたら、恐らく10分も掛からぬ距離にチェーン店があるのを見つけたのです。少しお昼時間をずらさないと、お店に入れないかも知れませんね。