本当に久しぶりに週に5日、フルタイムで会社に出勤して働きました。思ったよりも疲れることもなく、「まだまだいけるじゃん！」などと安心しました。明日は愛猫と一緒にゆっくり過ごします。お願いだから、早朝に「お腹すいたぁ」などと暴れないでね。
よく、「今、できることをする」なんて、みんな口にします。そうなんですけど、自分が弱ってしまっている状況であれば、本当は「できないことをしない」と、身を小さくして、時を味方に付けて、「辛い時間」をやり過ごす方が得策に思います。
特に「もう若くはない」ことを最近は強く自覚する様になり、実際には「今、できることをする」なんて気力がなかなかに練れません。そんな自分をムチ打つこともできないことから、「こりゃ無理だ」と思ったら、最初っから「やらない！」と決め込むことにしているのです。
例えば、走れば渡れるかも知れない青信号を平然とやり過ごす。「ムリすればできる」ことは知力、体力の衰えが顕著な私には、もはや「できないこと」なのです。時折、「できることをするんだ！」という熱血に身を踊らされることもありますが、結果は「あんなこと、しなけりゃよかったよ」と後悔するばかりです。
また、いつ自分の考えが変わってしまうか分かりませんが、取り敢えず今は「できないことはしない」と晴れ晴れとした気持ちで、脱力して、ここしばらくの「ざわざわした」毎日が静まるのを待っている訳です。
何か辛いことや、困っていることがある訳ではないのですが、職場を辞めたり、手術をしたり、再び仕事探しをしたりと、とにかく疲れました。しばらくはダメージやストレスを少なくして、「息を整えること」が必要という気がしています。だから「今、できないことをしない」という訳です。
無職期間、ずっと家の近くにある「市の派出所」の様なところで、図書館の本の予約貸出サービスを利用していたのですが、平日しか派出所が開いていないので、私はいきなりこの便利なサービスが使えなくなってしまいました。やはり、無職は無敵なのでした。
