最近、ネットを見ていると「求人」の広告ばかりが表示される様になりました。しばらく前までは猫用品が中心だったんですけどね。まぁ、関心があることなので、誘われるままにフラフラとネットの海を漂流したりします。これが、結構、面白そうだなぁと思える求人に出くわすこともあるのです。出会いはどこに潜んでいるか分かりません。
さて、今日（9/3）は日曜日なので、毎度ながら車で買い物に行きました。「紙」関連のものが家に無くなっているので、カミさんから「忘れないでね」と購入指示が出されました。キッチンペーパー、ティッシュペーパー、トイレットペーパー…
軽いんですけど「かさ張ってしまう」ので、車で買い物をしたときにまとめ買いするのが好手です。カートにこれらのものやミネラルウォーター、麦茶などなどを山積みにしてレジに並びました。それで、私の前に70過ぎくらいのオジイサンがいたのですが、一向に支払いが終わりません。
どうやらオジイサン、レジの若い男の子にさかんに話し掛けておしゃべりをしようと躍起になっているのです。「ほら、あんた、この間もレジにいただろう？」とか「この間、スマホの操作、教えてもらったよね」とか。
レジの男の子は何とかオジイサンを怒らせないようにやり過ごそうとするのですが、敵もさるものでなかなかに解放してくれません。レジ待ちの他の客がいることなど、まったく眼中にありません。
それでも何とかいなして、ようやく会計が終わったと思ったら「やっぱりこれ、買うのやめるわ」などと言い出す始末です。これについても「こんなに買っちゃだめだよな、無駄遣いだよ」などと、レジの男の子におしゃべりを続けます。
私の「早く終わらせろよ」オーラが届いたのか、レジ待ちの行列に気付いたのか、やがて「じゃ、これだけ買って帰るわ」と菓子パン1個を買ってオジイサンは帰っていきました。何だかな。
「他人に無遠慮に、無意味なことを話す高齢者」、これ、私も「そうなりはしないか」と危ぶんでいるのです。さすがに今日出会ったオジイサンほどではなくとも、今でも、ふと気付くと「余計なこと」をお店の人などに話していることがあるのです。
「お代は358円ですね、それじゃ8円を探しますから、ちょっと待って下さいね」とか、図書館で予約した本を受け取るときに「これ、いい本なんですよね、読むのが楽しみですよ」とか。こういうのが「ふっ」と出たりするのです。
何なんだろう、サービス精神が旺盛なのか、裏返せば（話しを聞いて欲しいという）「承認欲求」の一つなのか、とにかくこれが妙な習慣にならない様にしないといけません。相手にとってはただの迷惑ですからね。
意味のないことを言わずして、「ニコニコ」だけしている。しばらくは、このトレーニングに励むことにします。それはそれで「気持ち悪い」人ですけれど。
熱帯低気圧に変わった台風が今夜から東京地方にも雨を降らせ、明日（9/4）は夕方まで傘が必要なのだとか。明日は午前中に歯医者さんに行きます。受付で「無意味なこと」を口走らない様にしないといけません。
今（21:00）、窓を開けてみましたが、まだ雨は落ちてきておらず、何だか「熱帯の国の夜」の風情です。行ったことないけど。
