昔から疑問があって、快適さを表現するのに「時間がゆっくり流れる」って使いますが、楽しい時間であれば、実際には「あっ」という間に過ぎてしまいますよね。まぁ、「当店でくつろぎの時間をお過ごし下さい。楽しくて、あっと言う間に過ぎちゃいますけど」じゃ、どうにもお客さんは来そうもありませんが。

ChatGPT(対話型AI)に毎日いろいろなことを教えてもらっています。本当に物知りで驚いてしまいます。きっと、あちらもあちらで、あんまり私が無知無能で驚いていることと思います。段々とChatGPTに気持ちよく回答をしてもらう「コツ」みたいなものも少しづつ分かってきました。

「ChatGPTとは何か」みたいな話は、ネットを検索してもらえば山の様に出てくるので、このエントリでは省略です。ただ単に、60歳のおじいさんがChatGPTとこんな風に付き合っているかを書くだけですので、期待値をMINまで下げて下さいね。

それから、予めお断りしておきますが、ChatGPTから「こんな回答を得た」として、このエントリでは画面出力そのままをコピペすることはしません。いろいろとネットを調べたのですが、ChatGPTからの回答内容の著作権に関して明確な「見解」が見つからないのです。AIが回答した内容を60歳のおじいさんが要約する、すげぇコラボです。技術に関する愚弄だな。

先ず、ChatGPTに未来のことを聞いても答えてくれません。例えば、「今年のプロ野球のペナントレースの優勝チームは?」なんて聞いても、『私を誰だと思ってます?AIですよ、予言者じゃないんですから』といった面白みに欠ける回答をいただくことになります。そうなんだけど、そこは少し融通を効かせて欲しかったりします。

それから、出来る限り具体的な関連情報を提供しないと回答が「一般論」そのものになってしまいます。例えば、「日本国内で、先住者からの干渉が少ない場所はどこですか」と質問すると、「人口が少ない地域」とか、「閉鎖的な地域を避ける」とか、「観光客が多かったり、都市部だったり」といった回答が返ってきます。

これを、「山梨県内で、先住者からの干渉が少なく、交通の便利もよく、生活費用も安い場所はどこですか」といった質問に変えると途端に具体的な地域名が回答されます。ちなみに、それは①北杜市白州町②南アルプス市③甲州市だったりします。本当に役に立つ答えを期待するならば、「できるだけ具体的な情報を沢山提供する」ことが必要に思います。

それから、流石にAIなので「計算」「プログラミング」に関する質問には具体的なコードまで出力してくれることから、これ、エンジニアさんとかは上手く使いこなせれば、相当に作業の効率を上げることができそうです。

また、「創作系」は相当の実力の持ち主で、「結婚式のスピーチを考えて!」とか、「猫の名前を考えて!」なんてものにもイヤな顔をせずに答えてくれます。これも、やはり、具体的な情報を質問に盛り込むことで、「より具体的な回答」を得ることができます。そのままは使えないにしても、ベースとなる「骨子」としては十分に使える内容だったりします。

それから、「推薦系」も得意の様子で、「80年代でオススメのブリティッシュロック×5枚を教えて」とか「去年トウモロコシを植えた畑に今年植えるのに適した野菜は」なんて質問には、その推薦理由も含めて、丁寧に回答してくれます。但し、オススメの「金融商品」といった質問には答えてもらえません。まぁ、未来のことですからね。

あと、特定できないもの、得体の知れないものに関して、その特徴となる情報を与えて、「これ、何~んだ」という使い方には魅力を感じます。具体的には「病名の特定」とか「機械の不調原因の特定」とか。但し、回答の最後には、必ず「でも、ちゃんと専門家に確認してね」と表示されますけれど。

まだまだ、使い始めて2週間程度なので、生活や仕事で活用するのに必要な問い掛けができる程に私が成熟していないのが現状です。ChatGPTが使えるか、使えないかは、すべて利用者の実力によるものと言えそうです。


ちなみに「「春の雨」というタイトルでブログのエントリを書いて!」と質問したら、私の書くものとは比べ物にならない程に趣深いものを瞬時で提示してくれました。何だか凹みましたが、今後、ネタに困るときがくれば「この手があるな」と思ったりしたのです。

だから、今後、面白くて、出来のよいエントリがあれば、それは恐らくChatGPTの作品であることを前もって白状しておきます。

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