天井から裸電球を机の上にぶら下げて、読書灯にしているのですが、電球が辺り一面に光を投げかけてしまい、これが直接に目に入り、何とも本が読み辛いのです。改めて、ランプシェードの有難みが分かります。という訳で、amazonで「傘だけ」¥600なりをポチりました。
思えば、世の中の「モノ」ってほとんどが、何かと組み合わせることで、始めて役に立つものですよね。例えば、どんなに高級なイヤホンだって、再生機器がなければ「意味不明のモノ」ですし、再生機器があったにしても、肝心の「音楽」がなければ、何ともなりません。
それに「組み合わせ」においては、一番ダメなところにすべての「品質・性能・機能」が揃ってしまいます。これって、植物の育成において語られる「リービッヒの最小律」、そのままですよね。(植物の成長は必要な栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものに影響されるとする説)
一方では「BEST EFFORT」という考え方もあって、最大限の努力をすることで、何とか底上げを図るという涙ぐましい努力です。よく、オーディオファンの人たちがしている「アレ」です。電源やスピーカのケーブルの材質云々ということにまでこだわる人がいて、始終いろんなところを「とっかえひっかえ」しているのです。音、変わります?
自分ひとりで仕事を完結しているならばいざ知らず、普通は誰かと一緒に仕事をしている訳です。今の仕事は未経験から始めたもので、職場において自分が「一番ダメなところ」になっていやしないかと結構に心配をしているのです。再就職の仕事は「単にお金と引き換えの労働」などと割り切ってはみても、周囲のみんなの足手まといになる訳にはいきませんからね。
多くの場合、3年間仕事を続ければ「現場で普通に起きうること」はすべて経験することができるそうです。「石の上にも3年」っていいますしね。無理せず、旨いことをしようとせず、自らアピールすることもなく、3年後には「職場になくてはならない人」と言われたいものです。その頃には再就職先の定年(65歳)も、もう目の前ですけどね。