最新のデータでは日本の人口は1億2,484万人で、その内、50歳以上の人が6,404万人いるのだそうです。みんな、いろいろなことがあって、いろいろな思いをして「それなり」のものになって生き延びてきたのです。これまでもそうだったように、これからも、しぶとく行こうじゃないですか。
※出典:総務省統計局 人口推計(令和4年(2022年)7月概算値/2022年7月20日公表)

今年も集中豪雨やら、台風やらで、多くの方が被災をされています。先ずはお見舞いを申し上げます。TVのニュースを見ていると「後片付け」に追われる人たちのインタビュ映像が流れるのですが、年老いた人たちの「静かな表情での受け答え」を聞くたびに「大した人だな」と思うのです。

誰のせいにするでもなく、落胆に打ちひしがれることもなく、淡々と「先ずは片付けて、それからだな」と時には笑みすら浮かべて語ります。まるで聖人の姿です。

同質化された価値観を共有する集団である会社、広く言うならばサラリーマンの世界から離れ、改めて周囲を見渡してみると、どこに暮らし、どんな生き方をする人であっても、みな時間を掛けて「それなり」のものとなり、社会を動かし、家族を幸せにし、与えられた自分の役割を生きていることに気付きます。今更ながらそんなこと、何だか失礼な話ですよね。

若い頃から、ついこの間まで、「ビジネス指南本」や「人生のノウハウ本」を読んでは、「うまくやる」ことを考えていた自分につくづく呆れてしまいます。大事なことはきちんと時間を掛けることだったにね。それに、今では「うまくやる」必要があることなんて、何も思いつきません。時間はたっぷりあるし、誰かに評価されることもないしね。


今、このエントリを書いているのは8/15(月)の0時過ぎなのですが、世の中、まだ夏休みの様子で、何だか人の気配が薄いのです。庭では早くも虫の音がしていて、そろそろ夏も後半戦の趣です。もう立秋が過ぎてから1週間が経ちましたしね。そして、今日は終戦の日です。

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