今週は仕事のスケジュールが変則で金曜・土曜がお休みなのです。代わりに日曜日が出勤なのですが、朝の出勤時間も電車が空いているので、結構にうれしかったりします。それに、今日は水曜日なので、あと1日(木曜日)会社に行けば今週もお終いです。何とか土曜日までは雨も降らない様なので、しばらく時間を掛けることができなかった「庭いじり」に励みます。
日本で最初に新コロの感染者が報告されたのが2020年1月15日なのだそうです。当初、これがどんなことを引き起こすか分からず、みんな、取り敢えず備蓄をしたことを思い出します。店頭からマスクがなくなり、石鹸がなくなり、ティッシュがなくなり、米がなくなりました。程なくすべてが店頭に戻ってきた訳ですが、私たちはまったく学ばずに同じことを繰り返します。東日本大震災のときも大体同じものが、しばらくの間、手に入らなかったのです。そんなこんなで、私、少し備蓄にはウルサイのです。
ちなみにインスタントラーメンやカップ麺は意外と賞味期間が短いので、大量に買ってしまうと、平和な日々を取り戻した後に、毎日ラーメン大好き小池さんみたいなことになるのです。備蓄の基本は「パスタ」で、これは製造後、3年もの間保存ができるのです。おっと、パスタソースも忘れずに買っておいてね。
何か社会不安の兆しがあると備蓄に走るのは日本にだけ限った話ではなく、世界中で同じことが起きるのです。みんな立派に「生き残る」ための本能が発動するのです。騒ぎが収まるとみんな「自分の貧しい心」を恥じたりします。けれど、中国のコロナ対策=都市封鎖の様なことが起きて、住人が家から出られなくなり多くの人が食べ物が無くて苦しんでいるなんて報道を目にしてしまうとやはり「備蓄」しなくちゃという思いに駆られたりします。
親しい間柄でもなかなかに「どうよ、お宅の備蓄?」なんて会話はしないので、「一般的な動向」を知っておきたいところです。特に「食べ物」ね。
※出典:独立行政法人国民生活センター 災害に備えた食品の備蓄に関する実態調査 (2021.3)
<備蓄している食品の種類> ※複数回答 ※多い順
飲料水(83.9%)、乾麺・カップ麺(65.0%)、缶詰(64.6%)、レトルト食品(56.5%)、ご飯・パックご飯(52.4%)、菓子(39.9%)、水以外の飲料(28%)、乾パン・パンの缶詰(27.6%)
予想どおりのラインナップです。先の部分で少し書きましたが、乾麺はパスタ一択です。大事なことなので何回も書くのです。但し、この私のコメントは「本当は災害などは起きずに残った備蓄品をどう消化するか」というケチな観点のものなので、本当の正解は「カップ麺」なのです。それとパックご飯は電子レンジが使えないと「15分の湯煎」が必要なので、あまりオススメはできません。まぁ、余程壊滅的な破局が訪れない限り備蓄の目安は「3日」分と言われているので、実は「自分が好きなもの」をその程度備蓄しておけばOKと私は考えています。
ちなみによく会社の倉庫に緊急食糧として備蓄してある「パンの缶詰」というのは、とても食べられた代物ではありませんので、これはどれだけ大量にあっても、何の役にも立ちません。これを食べるくらいなら、ひもじく救援が来るのを待つ方がマシです。是非、一度食べてみて下さいな、ショックを受けますよ。乾パンだったら、幾らでも食べられるのにね。
今、怪しいオカルト情報では、2022年7月4日に日本に大地震が起きるのだそうです。おいおい、残り一月ちょっとじゃないの。少し備蓄でもしておきますかね。乾電池でしょ、水でしょ、ティッシュでしょ… 救われない人なんです、私ってば。