早くもGWの前半戦が終わりかけています。緊張感なくダラダラと過ごしているのが、最大のリフレッシュです。今日(4/28)は有給でお休み、昨日の夜は私の63歳の誕生日(少し早め)祝いに近所の洋食屋さんに行きました。

家から歩いて10分も掛からないところにあったのですが、その先が行き止まりになっているので、普段の散歩では行かない場所でした。落ち着いた雰囲気で、店内暗めで、店内に流れる音楽は昔のポップスのインストゥルメンタルという「80年代」の冷凍保存みたいな空間でした。ゆっくりと過ごすことができました。味は普通かな。

とにかく不要なものは「タダ」でも貰わない、これに尽きます。部屋の中が不要なものだらけになって片付かないから? いいえ、捨てる罪悪感がストレスだからです。少し前に「キライになったら」「存在が疎ましくなったら」「呪い始めたら」有無を言わずに捨ててしまう方が「捨てられる方も幸せ」みたいな発想に至ったのですが、それでもそんなにスパッと意識を変えることはできません。

そして、「見えないものは無いのも同じ」として、持ち物がどこにあるか、収納場所に「こんなものがあるよ」と目録の紙を貼り付けて「見える化」を図っていると、以前のエントリに書きました。これ、今も継続しているのですが、それでも「えっ、ここにこんなものあったの!」という(再)発見の連続なのです。

つまり、目録に書いたものの「目録に書いたことを忘れる」という間抜けっぷりなのです。それで、GWで時間があることから、目録をベースに収納場所の「棚卸し」というのを今日やったのです。

そうしたら「いらねー」とか「一生使わない」みたいなものがゴロゴロあって、というか以前に目録化したときから、おいぼれの私にも変化があって、どんどん「いらない化」が進んでいたことが分ったのです。こういうもの、それでも「とっておく」とどんどん「鬱陶しいなぁ」と呪いの言葉を吐くに違いないので、思い切って、今年のGWは「ステルス」(捨てるっす)を断行し始めたのです。
※目の前から見えなくなる≒ステルスと「捨てるっす」を掛けている訳ですよ、どうだ!

「捨てるっす」と同時に「使えるものは今すぐ、サッサと使う」もやり始めました。というか、今回の「棚卸し」の最大の目的は「捨てる」ではなく「使う」なんですから。

引き出しの奥の方で「体に貼り付けたパッドに電流を流して体のコリをほぐす機械」なんてものも(再)発見されたので、早速使用です。これ、中々具合がいいので、これから壊れるまで毎日寝る前に使うことにします。よいことがありました。

それからCD-RとかDVD-RとかBlue-Rayとかの未使用の記録メディアが「これでもか」と大量にあることが改めて分かり、うーんと唸ってしまいました。もはや、こういうメディアに何かデータを書き込むなんて状況が思い浮かびません。

データ保管の基本は「分散」なので、こういうメディアにも分散して記録しておくことも有効だとは思うのですが、USBメモリを使った方が簡単だし、容量も遥かに大きいし… 時代が変わったんですね。それぞれを数枚だけ残して、捨ててしまいましょう。そもそも大したデータなんて持ってないし。

テレビ番組の録画なんてことも、HDに保存してあるものすら数百時間分「録りっぱなし」になっていて、これらの消化すらできていない状況なのに、ましてや「円盤に焼く」なんて、そんな面倒なこと、できる訳がありません。ようつべや、配信サービスが「録画する」ことをすっかり駆逐してしまった感があります。

あと、最初に読んだときは何だか感動して、捨てたり売ったりせずに取っておいた本も、今となっては「?」と思ったりして、これも処分してしまいます。恐らく、残りの人生において、読み返すなんてことはしないのです。万が一、もう一度読みたくなったら、図書館で借りればよいのですから。

どんどんと私は老いぼれていき、どんどんと「もしかしたら使うかも」という可能性が失われていく。一体最後に残るのは何ですかね。

*****
庭にある2本のレモンの木、枝にびっしりと花の蕾が付きました。最近数年はそれぞれに10ケ程度が実ります。今年は肥料を多めにあげて、収穫倍増を狙ってみますか。えっ、今頃あげても遅い?そうかも知れませんが、できるだけのことをできるときにやる、それでよしとして、あとは「ガンバッテね」と応援を続けることにします。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。