ついに全面的な衣替えをしました。流石にもう凍える様な日々が戻ってくることはないでしょう。うん、大丈夫。恐らくGW明けには「半袖」のシャツを着る様になるのです。バタバタと2時間程かけて完了しました。去年に比べても、仕事に行く恰好が、「いい加減」になりそうです。ワイシャツも着なければ、革靴も履かない。

そもそも私がやっているのは「ビジネス」ではなく単なる事務作業だし、ビジネスマンではなくサラリーマンだし、老後の仕事で嘱託だし… 幾らでも脱力できそうです。まぁ、恰好はともかく、「質・量・効率」は手抜きなくやらなくちゃです。いくらオジイサンでもね。

結論から言うならば、あまり美味しくはありませんでした。それは「お好み焼き」です。私の誕生日のお祝いに「お好み焼き」を食べに行くことをカミさんと話していたのですが、その前に一度、予行演習に行ったのです。行こうと思っていた店ではなく、近所にある別のお店に。

この店ではボウルに具材を入ったものを持ってきてくれて、これを客が自分で焼くスタイルなのですが、どうにもうまく焼けません。形はまとまらないし、具材にしっかり火が通らないし。多分に「お好み焼き」が美味しくないのではなく、焼き手の私の責任なのですが、正直、もう懲り懲りです。

それに鉄板と掘りごたつ式の座面に座ったときの高さが微妙に合わなくて、座り心地すら最悪。とにかく何もかもが「ダメ」という珍しいことになってしまい、「お好み焼き」に対する幻想は見事にその灯りが消えてしまったのです。お店の人が上手に焼いてくれたものを食べれば、また別なんでしょうが、一生、自分ではお好み焼きを焼かないことを心に決めました。

とかく人は「幻想」に生きています。それは幾つになっても同じで、私など「こんなだったらいいな」とか「こんなこと起きないかな」、そんなことばかり考えています。もうオジイサンなので「いつか王子様が」みたいな種類の幻想はありませんが、結構に「食べ物」や「お店」に対して、相変わらず「幻想」を持っているのです。

例えば、しばらく食べていないこともあって、「茶巾寿司」はとてつもなく美味しいという幻想が私にはあります。同じ様に「出前一丁」という即席の袋麺も同じで、きっと40年以上も食べていないので、子供の頃に食べて「美味しかった」という幻想があったりします。それから、近所に飲食店ができると毎度ながら「美味しいに違いない」と幻想を灯りをポッと灯すのです。

それで、実際に食すると、大体が「がっかりだよ…」ということに終わるのです。それでも、ときおり、「想像以上」なんてものに出会うので、いつまでも「幻想」が生み出されることになります。とにかく「食べたい」という欲求がある中は、「まだ大丈夫」だそうですから、これからもムダな幻想に生きることにします。

そう言えば、しばらくお店で「うなぎ」も食べていません。きっと天国の様な味なんだろうな。(これはきっと本当にそう)

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昨日、近くの花屋さんで「バジル」の苗を買ってきました。大きくなったら、ときおり葉を何枚か分けてもらって食べることを企んでいるのです。それで、一応、「正しいバジルの採りかた」なるものを調べたら、一枚一枚葉っぱを取ってはダメなのだそうです。

きちんと脇芽が出ている茎の先の部分で摘心をして、その先っぽの部分を頂戴する。そうすると脇芽が新たに茎となって、どんどんと苗のボリュームが大きくなっていくのだそうです。なるほど。うっかりと葉っぱをつまみ取らない様に、カミさんにも教えてあげました。

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