昨日(3/7)は長らく勤めた会社の同僚ふたりと久し振りに飲みました。と言っても、私は相変わらず「梅酒のソーダ割り」をちびちびと舐めていたんですけどね。ほとんど飲まなくなってから、早くも10ヶ月となるのですが、その間、強いアルコール欲求もなく、「お酒を飲まないとやってられないよ」みたいなことも起きずに過ごしてきました。そもそも、お酒、大して飲めなかったので、元に戻っただけなのです。

それで、飲み会の方はとても楽しくて、お互いの「長い不在」の間のことをいろんな話をしたり、聴いたりしました。私が一番年長で62、後の二人も61歳と58歳でしたから、傍から見たら「お達者くらぶ」みたいなものです。私以外のふたりは今も「その会社」にまだ勤めていて、私が退職した後にどんなに変化があったかをいろいろと教えてもらいました。

服装がまったくの自由になって、ジーンズで出社してもよいこと、そもそも在宅勤務が中心で出社する人がそんなに多くないこと、「定期代」の支給がなくなって出社の都度精算することになったこと、個人用のロッカーもなくなったことなどなど、もはや私がいた4年前とはまったく様変わりしている様子でした。世の中は大きく変化していたんですね。

それで、そんな楽しい宴も2時間もすれば疲れてしまい、21時頃には「そろそろ帰ろうか」となりました。昔は何時まででも飲んでいたんですけどね。もはやこれくらいが限界ですよ。

お店を出て、最寄りの駅までフラフラと歩いていると、場所が都心でも有数のサラリーマンの集積地みたいなところだったので、既に出来上がった人たちが辺り一帯を占拠していて、真っ直ぐ歩くこともままならない状況でした。急ぐ帰り道でもないし、そんな人たちの間をゆっくりと泳いでいきました。

回りを見渡せば、とにかく、みんな若い人たちばかり。20代、30代くらいの人たちが路上まで溢れ出て大騒ぎです。ほとんどの人がきちっとしたスーツを着ていて、カジュアルな服装、自由な服装がフツー?のご時世にあっては、不思議な感じがしました。何だか40年ぐらい前の自分たちの姿を見ている様にも思えました。

きっと、今も昔も若い頃というのは、楽しいことよりも「不安」「心配」みたいなことの方が多くて、目の前にいて大騒ぎしている彼や彼女も、普段はしんどい毎日を過ごしているのでしょう。そして、それを乗り越えて前進していく力で、「どりゃー」とばかりに地球を回しているのです。頑張ってね。

そうは言っても、おじいさんも同じ時に同じ星の上に生きていて、少しはその輪に加わりたいと思ったりします。できることと言ったら、きちんと税金を納める、お金を使う、楽しそうな人をつまらなくさせない、このくらいですけどね。

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愛猫のごはんの「カリカリ」を新しいものに変えたのですが、それを大変に気に入ってくれた様子で、一所懸命に食べてくれます。恐らく市場に出回っている「カリカリ」の中では最も粒が大きくて、凡そブルーベリーと同じくらい。

これを愛猫が口の中で嚙み砕く音がとてつもなく素敵なのです。「カリッカリッカリッ」と言う音が周囲に響き渡り、近くにいて、思わずニンマリしてしまいます。海外産で、或る日突然に国内代理店が「やーめた」ということも有り得るので、週末は幾つかストックを買っておくことにします。

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