会社の健康診断があって、月曜日の午前中に職場近くにある健診センターに行ってきました。内容は人間ドックから幾つかの検査項目を抜いたもので、「生活習慣病健診」というコースだった様です。こういう健康診断が大好きな私としては、じっくりと2時間程度、「何もすることがない」を楽しむつもりだったのですが、何だか健診者がいないタイミングにあたってしまい、何と40分程度で、すべてが終わってしまいました。がっかりだよ。
それで、今日(3/4)は東京地方も珍しく雪が降るとのことで、何か交通機関にトラブルでも起きるとイヤなので、定時には仕事を終えて家に帰ってきました。恐らく、そんな人たちばかりで、電車も混んでいるんだろうな、ホームでは人が溢れんばかりになっているんだろうな、と覚悟していたのですが、駅構内に入った瞬間に「人、少なっ」と驚いたのです。
どうやら、最近の流行りで「予備的」な対策をどこもかしこも取った様子なのです。ちょっとした大きさ以上の企業だと、おそらく午後早々にも「帰れる人は帰っていいからね」などと御触れが出されて、みんな、さくさくと帰宅の途に着いたに違いありません。羨ましいぞ。
雪で車が立ち往生したら困るから「高速道路は乗り入れ禁止」、電車が動かせなくなったら駅でパニックが起きるので「朝から電車は運行しない」、まぁ、いいんですけど、余りに「予備的」な対応が過ぎる様にも思います。
明日だって、朝から雪がまったく降らなくても、電車が動かなかったりするのですから。何だか、融通が効かないというか、万が一、百万が一でもトラブルの責任は負いたくないというか、世の中、おかしな感じになっています。
まぁ、こちらは誰かが決めたことに、ただ乗っかるだけなんですけどね。明朝の出社も、「予備的な対応」に準じて、無理せず、遅刻上等で、行動するのです。きっと、私以上にセルフ「予備的な対応」を取る人も沢山いて、在宅勤務を早々に決め込んだ人も少なくないことでしょう。これまた、羨ましいぞ。
そんな世の中の様子を見ていると、社会っていうところは、実はそんなに忙しくない様にも思えるのです。本当はこのぐらいのペースで働いたり、暮らしたりしていても、何ら問題はないのかも知れません。とにかく、これから明朝にかけて、大して雪が降らないことを願うばかりです。
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それにしても、バリウムは何度飲んでも慣れません。けれど、胃カメラも「おえっ」となってしまったり、ときには涙がつつーっと出たりして苦手です。胃がんの精度の高い発見には「胃カメラ」の方がよいとされているので、月曜日に飲んだバリウムを「最後」にしようかと思っています。